« 抜歯は敗北か? | メイン | 自己開示 »

2005年03月29日

個人面談

今朝の朝刊に同門の後輩の水口先生が大きく取り上げられていた。

「水口先生は普通に寝ている状態で歯ぎしりの回数を計測する装置を
米国の大学などと開発した。

 イスラエルの医療機器メーカーが既に欧米で販売し、日本でも近く販売を始める。
水口助手らは、この装置で治療の有効性を調べる臨床研究を計画している。」

素晴らしい発明だ!歯軋りは私たち歯科医師の共通の悩みのたね!
今までは患者様の家族などからの聞き取りに頼る事が多かったが
この装置が日本でも発売されれば今までより正確に歯軋りを計測することができる。

でもそれより開発した水口先生には幾らの貰えるのか?
他人の財布が気になる私であった。

昨日から私は当院のスタッフ一人一人と個人面談を始めた。

今まではボーナス時に常勤のスタッフとしか1対1で話をしていなかった私だったが
チームリーダーとしてチームメンバーに指導しないといけない立場だということに
今更ながら気が付いて今時分の個人面談となった。

まずは「スタッフからの要望、希望、悩み、問題点」などを聞き出して
誉める点は誉める、ねぎらう点はねぎらう!
そして指導する点は指導する!最後にこちらからの要望を言う!!

その時に目標設定用紙も読書感想文の感想も頭に入れた上に
前回の個人面談の話を踏まえてバランスよく話をすすめる。

そういった手順で手際よくスタッフ面談を進めようと考えてはいるのだが、
なかなか理想通りには進まない。

コーチング、コーチングと言っても私はコーチングの本をほとんど読んだことも
セミナーに参加したことも無かったのだと今更ながら気が付いた。

しかしこの「個人面談」はやってよかった、本当に素晴らしい!

最近毎週行なっている「ミーティング」も毎日の「終わりの会」も
素晴らしい結果を出してくれているのだが、この「個人面談」も本当に素晴らしい。

何が素晴らしいかというとスタッフから改善点や問題点などの意見が次から次に出るのだ。


人間はお金だけが目的で働いているのでは決してない!

仕事にやりがいを持って患者様に喜んでもらうことを自分の生きがいにしている
スタッフが当院には本当に多いことに私自身大変喜びを感じる。

院長がスタッフの意見に耳を傾ける!スタッフに大きな仕事を任せてみる。
院長がトップダウンで指示を出すだけでなくてスタッフが自ら考えて行動する。

当院は間違いなく変化を始めている!
私自身も間違いなく加速をつけながら変化を始めている!!

投稿者 nakano : 2005年03月29日 22:23

コメント

コメントしてください




保存しますか?