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2005年10月28日

アポロニア

歯科医師向けの月刊誌に「アポロニア」と言う雑誌がある。
歯科では珍しく経営面の情報雑誌だ。

歯科のコンサルタントのM先生が毎月「歯科医院経営」とリーダーシップの
記事を書かれているのだが、今月号は「継ぎはぎマネジメント」について
「積極果敢で勉強熱心」が良いとはいえないと書かれていた。

記事を抜粋する。

「これらの医院に共通していることは、院長が強烈な上昇志向の持ち主である点です。
週休2日制を1日制に変え、さらに休日返上でさまざまなセミナーに足しげく通い、
ビジネス書や自己啓発書を次々と読破し、自医院の経営に役立つことは何でも
採り入れようとします。かつて木曜日のゴルフ場が歯科医師の社交場のように
言われた長閑な時代が懐かしくなるほど、研修とセミナーと勉強漬けになっているような
印象を受けます。」

どうやら私に対する挑戦状のようだ。

勉強をしすぎると、イイトコ取りで、継ぎはぎのマネジメントになると警告する。

「そのためには、週休2日にして、時にはゴルフでも楽しんでリフレッシュすることも必要です。
バンカーから見事なリカバリーショットを放った瞬間、グッドアイデアが閃いたりするものです。」
と記事は締め括られていた。

歯科の世界は本当に追い詰められている。
過去5年かけて進んでいた変化が、今では1年間で起こっている。
加速度を付けて日本の歯科の世界が悪化しているこの時勢に
学ぶ姿勢を辞めて、ゴルフクラブを持てとは?

いやはやご立派なコンサルタントの先生である。

継ぎはぎでもいいではないか?実行してうまく行かないときは変化すればよい。
うまく行くまで実践し続ければいいのだ。

いつまでもぬるま湯の中に漬かっていて変化を恐れていては
「ゆで蛙」のように、気がつかないうちに、死んでしまうのだ。


日本には昔から「守破離(しゅはり)」と言う言葉がある。

まずは「守ること」 セミナーや本の教えをそのまま実行する
次に「破ること」 その教えを一度自分の医院にあったように破ってみる
最後に「離れること」 そして教えから離れることでオリジナルができるのだ。

借り物でも、継ぎはぎでもいいじゃないか?

自分の歯科医院を今以上に素晴らしい歯科医院にしたいと言う全国の院長先生の熱い思いが
多く集まれば集まるほど、日本の歯科の世界を変える力になると私は思っている。

歯医者が毎週ゴルフ場に行くようでは、日本の歯科は絶対変わらない!!
週休2日制など70歳を越えてリタイアしてからで十分である。。

投稿者 nakano : 2005年10月28日 20:50

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