« 歯医者の気づき | メイン | ラジオ生放送 »

2006年04月04日

歯医者の愛車

4月からRSKのラジオ放送は生放送となるし
某テレビ局からスタジオへの出演依頼も来た。

私の3冊目となる本の企画書を読みたいと
いってくれる出版社も現れた。

うれしい反面、企画書の作成に今夜も徹夜か?

「もう若くないんだから!」誰かの声が耳にこだまする。


今日待ちに待った私の愛車が修理から帰ってきた。
私の愛車「ゴルフ」は事情があって
しばらく修理工場に入院していた。

今回私の愛車が入院となったときに
医療費見積もり、いや修理代金を聞いて驚いた。

無茶苦茶高い!!

私の愛車「ゴルフ」は12歳!
人間に例えると100歳を超えている。

愛車なので金額に換算はしたくないのだが
判りやすく説明すると、私の12歳の愛車「ゴルフ」の価格はゼロ!!

市場価値は無い。

もっと新しい年式のゴルフが中古車で50万から60万円で
売られているのを見ると、「えっ!修理するんですか?」
と言う車屋さんの意見はごもっとも!!

修理代金はもっと年式の新しい中古車を買うより、はるかに高かった。

一時は私は愛車を見放して、もっと若い新しい愛人ならぬ
あたらしい愛車を探すべく、中古車情報マガジンに手を伸ばした。

浮気しかけたことは素直に認めよう!

しかし私は最後の最後で浮気を留まった。

12年間連れ添った愛車とこれからも
どちらかが死ぬまで添い遂げる決意をしたのだ。

私はチャレンジはするのだが、自分の生活において
大きな変化は望まない!

今のままでいいのだ。

昨日車屋さんから電話が入った。

「後ろの窓ガラスが勝手に閉まります。モーターがいかれています。
修理には追加で7万円かかります。」

私は小さな声で「うっ!」と唸った。

「モーターの交換はしないで、閉まらないように配線を切って下さい!」
「いや、それは出来ません」

軽ヨンの安い新車が買える入院代、いや修理代の請求書を貰った私は
雨の中、歯科医院の外にたたずむ修理から帰った愛車に微笑みながら
心の中では「こんなことなら若い愛人に乗り換えるべきだった!」と
臍を噛むのであった。

投稿者 nakano : 2006年04月04日 22:36

コメント

コメントしてください




保存しますか?