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2006年04月23日

感動のホスピタリティ

またまたブログに関するクレームを頂く。
どうやら私がブログに必ず「オチ」を求めるのが
反感を買ったり、誤解を生むらしい。

私は3つのブログを所有しているが
書き込むのに毎日20分以上の時間がかかる。

私が書くブログは全て顔と名前を出したうえで
不特定多数の方に私の考えや思いを発進するのだから
ブログに関する責任は一切引き受けるつもりだった。

しかし毎日頑張って書き続けても、私の大切なスタッフや、家族、
そして私と関わる多くの方に迷惑を掛けるのなら、
いっそ止めるか?当たり障りのない文章に変えるべきか?

それともブログの次に来ている波に乗るべきか?
妻に相談してブログを止めることを真剣に考える。

自分らしさとは一体何だろう?
私に天から与えられた役割とは??


愛と感動のレストラン「カシータ」のオーナー高橋さんが
岡山で講演会を行った。

昨年「カシータ」でカシータマジックにすっかり嵌った
私と妻は講演会に早くから出席を申し込んでいた。

タクシーで会場に向かった私達はタクシーの運転手の方が
住宅街で道に迷い、講演会に大幅に遅れてしまった。

会場には多くの方が参加されていたが、私達は遅刻して
一番後ろの席に座った。

講演会のタイトルは「あなたの心に灯をつける感動のホスピタリティ」

私はこのホスピタリティと言う言葉が大好きだ。
日本語では「おもてなしの心」と訳されるホスピタリティは
病院と言うホスピタルと言う言葉から発生している。

そのため医療現場で働く私はこのホスピタリティこそ
医療サービスの原点だと考えている。

当院に来られた全ての患者様を、スタッフ一同が「おもてなしの心」
を持って、お出迎えしたいのだ。

例によって例の如く、アマンの話、リッツカールトンの話、全日空の話から
カシータの話と展開してゆき、高橋さんが自ら受けられた感動のサービスを
熱く話してもらった。

心に残った話を少し紹介しよう!

「スタッフは全てお金を頂くことにいつも感謝の気持ちを持たないといけない!」
「情熱は熱なので必ず冷める!熱いものは熱いうちに伝える!」
「気持ちは言葉に代えて右足に乗せて必ず相手に伝える!」

しかし今回の高橋さんの話は過去聞いた中で最も熱く感動を呼び起こす
内容であった。

私は聞きながら大変後悔しはじめた。

「どうして妻と2人だけで参加したのだろう?」
「どうして当院のスタッフ全てを引き連れて参加しなかったのだろう??」

医療業界、特に歯科の世界は飲食の世界に比較して
保険制度で保護されているので、まだまだ甘い!

高橋さんのように熱く情熱を持って語れる男にぜひなりたい。
この熱い思いをスタッフ全員に必ず伝えたい!!

投稿者 nakano : 2006年04月23日 18:42

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