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2006年11月07日

上海の食!

今日の昼休みは「いい歯の日」のイベント!
医院旅行で疲れているはずのスタッフが
高齢者の施設で力いっぱい頑張る。

このイベントは5箇所で開催するのだが
今年は記念すべき10回目!10年目!!

スタッフが独自で10年間イベントを継続している。
それほど素晴らしいスタッフのいる歯科医院の院長として
私は本当に幸せである。


上海サバイバル旅行は本当に凄いことの連続であった。

個人情報を含んでいるので全てを話すことはできないのが
本当に残念ではあるのだが、本当にスタッフ一人一人に各々の人生があり
運命があり、真実のストーリーがあるという事を知らされた。

この3日間の全ての内容をシナリオにまとめると映画の1本が
撮れるくらいに波乱万丈!悲喜こもごもの3日間であった。

上海で私は朝食、昼食、夕食をどこで何を食べるまで全て日本で
プランを立てていた。

初日の夕食は、バンド地区の古い歴史のある建物を改装したチャイニーズレストラン!
料理はノーベルシノア!懐石風のデザインされた創作中華!
窓からは近代的なビルの夜景が楽しめる。

2日目の昼はヨエンの中にある上海で一番有名なショウロンポウのレストラン!
日本人の多い3階や4階でなくて現地の人に混ざっての2階のお店!
ここは席の争奪戦が激しい!!

2日目の夜は、今回の旅のハイライト!上海蟹を上海で一番美味しく食することが
できる名店で上海蟹づくし!!旬の上海蟹を堪能する。

3日目の昼は台北の名店「ディンタイフォン」でのあっさり飲茶!

朝食はフォーシーズンズホテルの朝食ビュッフェ!

ここまでのプランは完璧だった。

色々とトラブルが最初から続き、ホテルのチェックインが当初の予定の
11時を大幅にずれ込んだ。

ホテルから歩いて行ける距離にある有名な中華料理店は
昼のラストオーダーは2時と調べていた。

ホテルに着いたのが1時過ぎ、大急ぎでロビーに集合して歩いて
レストランに向かうのだが、これが歩いても歩いても到着しない。

やっとたどり着いたレストランは大きくて期待が持てた。

入り口から入ろうと思うと、料理人や給仕をする女の人が
入り口から出てきている。

「入りたい!」と手振りで話すと、もう終わったからとそっけない!
時計を見ると「1時45分!」まだラストオーダーの2時まで15分あるではないか?

中国人とここで議論しても全く意味が無いことに、その時の
私はまだ気が付いてさえいなかった。

伊勢丹の前にしゃれたレストランを見つけた私は飛び込みで10名が
今の時間に食事が取れるかどうか聞いてみた。

英語が全く話せない店員さんとしばらく押し問答した挙句に4階の席に案内された。

よかった!これでやっと昼食にありつける。
時計の時間は既に2時半を回っていた。

メニューから点心を中心に軽いものをオーダーする。
すると横の女性の店員が私にしきりに「アワビ」や「伊勢えび」などの
高級食材を薦める!昼からそんなものは食べたくない私達は
それでも軽いもの!安い料理を中心にオーダーした。

チャーハンを頼んでこれで終わりと言った途端に女性の店員が切れた。

「やってられねー!安いものばかり頼みやがって!!」
たぶん中国語でこのようなことを大声で私に対して怒鳴りつけた。

お絞りを持ってこちらに来い!態度と怖い顔は私達に向かってそう言っていた。

私達10名のスタッフはエレベーターではなくて、階段で4階の席から3階の席に
移動させられた。

3階には現地の人たちが、点心を中心にガヤガヤと食事をしていた。
メニューには4階とは違ってもっと安い点心のメニューが書かれていた。

営業時間を前に勝手に終わる店!安いものしか注文しないと
大声で怒鳴られた挙句に席を移動させられる店!!

上海初日から中国の熱い洗礼を受ける私達だった。

中国は想像以上に凄いところだった!!

投稿者 nakano : 2006年11月07日 22:23

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