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2008年07月11日

歯医者の死生観

8月からの研修医の先生が決定した。
8月からは当院は歯科医師5名体制となる。

いつもは5名、多いときは6名の歯科医師!
歯科治療イスは11台!

うーーん!後4台ほど増やしたいのだが
当院の敷地に既に増やせる場所はない!!


先日の渡邉美樹さんのお話を何度も何度も振り返る。

牛が何度も何度も、食べ物を口に戻して、しっかりとよく噛んで消化するように
私も何度も何度も、渡辺美樹さんのお話を、私は振り返る。

お話の中で、死生観の話が何度も出てきた。

渡邉美樹さんは、10歳で最愛の母親を亡くし、その時から
「人は何のために生きているのか?」
「人生の目的は何か?」について考え続け
いつ死んでもいいように、毎日を一生懸命に生き続けることが
自分の死生観と話された。

人生は、大きなガラスの瓶に入っている1円玉!
毎日1枚づつ、ちゃりんと下に落ちる。

その枚数は3万枚ほどあり、人間がその寿命をまっとうすると
およそ80年生きることになる。

その3万枚の1円玉の中に、1枚だけ金色の1円玉がある。
その金色の1円玉が落ちる時が、人生が終わる時!
残ったすべての1円玉も同時に落ちて、人生は幕を閉じる。

多くの方が、その寿命をまっとうすることなく、人生を終える。

それなので、毎日毎日、有限な時間を惜しんで、悔いのない1日を送らないといけない。

そんな話を、渡辺美樹さんは、本の中でも書かれている。


私が毎月購読している雑誌のなかに「到知(ちち)」と言う雑誌がある。

私が尊敬する先輩の歯科医師の方にご紹介されてから毎月購読するようになった。

今月の「到知(ちち)」の中に、読者投稿で素晴らしい死生観を見つけた。
そして思わず手帳にその文章を書いた。

「自分と自分に関わる人たちといつも笑顔で楽しく暮らす。

経済的自由人となり、世のため、人のためとなることをやる。

そしていつ死んでも天命だと思い、後悔が残らないように

1日1日を真剣勝負で、一生懸命に生きる」

素晴らしい死生観に、鳥肌が立つとともに、私の死生観にほとんど
近いと思って、手帳に書き写した。


診療後、友人の映像プロのワンステップの小野さんが
今度は始められる、インターネットの地域限定テレビ
「ぼっけーテレビ」の栄えあるインタビュー第一号者に私が任命された。


「座右の銘は?」と小野さんに聞かれた私は
「一日一生」と言った。

一生、すべての人生は、1日、1日の積み重ねだが
どの1日も抜け落ちてしまうと、ジグソーパズルが完成しないように
人生も完結しない!

一日一生!

その気持ちで明日からもがんばりたい!!


投稿者 nakano : 2008年07月11日 22:04

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