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2008年10月26日

加賀美さんのスタッフセミナー

JAFの車に牽引されて
私の愛車ゴルフは当院に戻って来た。

優しいあるスタッフが「院長、ゴルフと記念に
写真を撮っておきましょう!」と私に声をかける。

まるで、私がゴルフを手放すのが決まったかのように!

違ーうう!!廃車などしない!
どんなに修理代がかかろうが必ず直す!!!
私はゴルフが好きなのだ!!

私にとって、車と女房は、古ければ古いほどいいのだ!!


当院は2か月に1度、木曜日の午前中の診療を中断して
4時間のロングミーティングを行っている。

過去は院長の私が「当院の目指す方向性」「なぜ私がここに歯科医院を作ったのか?」
「スタッフにどのように成長してもらいたいのか?」等を熱く熱く語っていた。

最近では、中野裕弓さんや、アビトレの木下さんのようなビッグネームを
岡山にお呼びして、ロングミーティングでセミナーを行っている。

(30名で大阪や東京のセミナーに参加するより、
講師の先生を岡山にお呼びした方が安くつく!!)

歯科医院は、スタッフ教育にほとんどお金をかけていないと
ある他業種の方に指摘されたので、当院の大切なスタッフが自立して、
成長できるようなセミナーを定期的に開催したいと思っている。

今回、東京からお呼びした加賀美先生は、幼児教育の塾の経営者。
看護師の資格を持つ加賀美先生は、自分の子育ての経験から
幼児教育の必要性を実感して、起業を決意して起業された。

素晴らしい美人女性経営者で、おそらく来年にはビジネス書を出版されて
ブレイクするのは間違いない!!

私と加賀美さんとの出会いはカンボジア!
渡邉美樹社長と行った教育視察で知り合った。


話をしてみると、歯科医師の私と、方向性と志が、同じことを知り驚いた。

自分への自己投資も半端では無かった。
右脳教育では有名な西田先生の西田塾や、天命で有名な出口先生のセミナーにも
参加されていて、いきなり話が盛り上がったことを覚えている。

この人に当院に来てもらってスタッフに話をしてもらいたい!!
そう思った私は行動だけは早い!!

私が、加賀美さんに私がお願いしたことは以下のことだけだった!

「当院のスタッフは、女性がほとんどです。

若いスタッフも多く、いつかは結婚して当院から卒業するスタッフも多いはずです。

時代は厳しくなっているので、結婚して家庭に入れば、
スゴロクで言う『上がり』では、決してありません。

当院のスタッフには、恋愛でも、結婚でも、失敗して欲しくありません。

自律的に、仕事に取り組めないスタッフは、恋愛でも決してうまく行かないと
私は思っています。

当院の大切なスタッフが、仕事において、恋愛において成功して、
幸せになれるように、自律できる人間になるための、お話をお願いします!」


そして今回のセミナーのタイトルは
「人としての優しさと、プロとして同士としての厳しさ」−企業を支えるプロ集団とはー
に決まった。

当日30名のスタッフが、会場の北ふれあいセンターに集まった。

軽快なトークで始まった加賀美さんの話も、
接客7大用語の暗唱から、かなり厳しさを増していった。

7つの言葉を短い時間で暗唱して、4名か5名のグループとなり
それを加賀美先生の前で発表する。

7つの言葉を覚えるだけで大変なのに、そこに姿勢や、声の大きさ、視線のことなど
加賀美先生からの厳しい激が飛ぶ!

失敗すると笑ってごまかす態度、視線を加賀美さんから外すこと、声が小さいこと
全てが仕事に対する『甘え』で何度も厳しい指摘が続く!


何度も何度もダメ出しを食らいながら、他のメンバーに迷惑をかけると言う思いに
スタッフの顔からいつもの甘えが段々と消えて行く。

涙目になるスタッフの姿も数名見られるうちに、OKをもらったグループが
まだわずかな時点でのタイムオーバー!

接客7大用語のワークは終わった。

当院のスタッフは一般企業研修の厳しさを知らない!
企業に中には、『地獄の研修』と呼ばれ、数日間に及ぶ、厳しい研修を
新人社員に義務化しているところもある。

院長の私は自己啓発や厳しい企業研修に参加したことがあるので
今回の研修は、そんなに厳しいとは感じなかったが
初めての経験のスタッフには、少しきつかったように想像する。


でもね、仕事もそうだけど、恋愛も、結婚も、厳しんだよ!
自立することが大切なんだよ!!

そんな私のメッセージは、今回の加賀美さんの4時間のセミナーを
通じて、必ず前向きにスタッフに伝わったと信じている。

「自分を律すること」それが1番大切!

「私は『優しい人ね』と言われるより、『強い人ね』と言われたい!!」


今まで苦労して、妻と母親と経営者問と言うの3足の草鞋を履き続けてきた
加賀美さんを岡山にお呼びした私の目に狂いは無かった。


  

投稿者 nakano : 2008年10月26日 19:22

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