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2008年11月18日

郡山で!

土曜日曜と劇忙!
2日間で懇親会を入れて
4度も夕食を食べる。

さぞや体重の増減が心配な私は
今朝体重計に乗って驚いた。

64、2キロ!
1、5キロも体重が減っている。
あれだけ食べたのに。

何だか別の心配で不安になる私!!


東京駅から「MAXやまびこ」のグリーン車両に乗り込んだ私は
回り中が、歯科医師のお歴々ばかりで驚いた。

その上に2列掛けの椅子の私の横には
歯科界の重鎮ともいえる某有名な歯科医師の先生が乗り込んで来られた。

過去何度も会議でご挨拶をしている先生なのだが、
とりあえず「袖振りあうも多生の縁」と自分の名刺をお渡しして自己紹介をする。

すると名刺の肩書を見て、思い出したようで
「すみません!年を取ると人の名前を顔を忘れやすくなりまして
申し訳ありません!」
と、こちらが逆に気を遣う位、丁重に頭を下げられる。

「同窓会の仕事って何か役に立つんですか?」

後輩の歯科医師からよく聞かれる質問だが
全国の歯学部、歯科大学、同窓会、校友会の代表をされる先生方は
皆、腰が低くて、物腰が柔らかい!!その上に、話がうまい。

お下品な歯科医師は一人もいない!!

そんな先輩の先生方と触れ合うことは、ある意味で大変だけど
必ず自分自身のステージを上げてくれて、スタンダードの基準さえも
上げてくれる。

名刺を交換した手前、グリーン車内でお互いに
何を話そうかと手探りの時間が流れて、時にはきまずい沈黙が続いた。

郡山までの90分間、私自身グリーンに乗った気がしなかったが、
大先輩のせっかくの移動の休憩時間を少しでも邪魔したようで
申し訳なかったと思う。

やはりKY、いつまでも空気が読めない私だった。

奥羽大学歯学部同窓会創立30周年の記念式典、祝賀会は素晴らしかった。

前宮城県知事の浅野史郎先生の特別講演は特に凄かった。

元政治家の伝える力、コミュニケーション力は半端じゃない!
この人が60歳!!

私はまだまだ頑張らないといけないと心底思った。


しかし、どんな場面でも、しっかりと笑いを取る姿はさすがとしか言いようが無かった。

どんな業界でも、一流の人はやはり一流である。

郡山は、音楽で有名な街と紹介があった。
今年の音楽コンクールでも全国1位になったらしい。

そんな郡山なので祝賀会の記念演奏は世界的に有名なヴィオラ奏者!
バイオリンとヴィオラの違いすら理解できない音楽音痴の私でも
目の前での生演奏に心が溶けるような感じを受けた。

祝賀会も佳境に入っていった。
このあたりでサプライズで「グリーーーン」の登場はないのか?

横の奥羽大学同窓会の先生に
「あのグリーーーンは奥羽大学出身ですよね?」と聞いた。

「そうよく知っているね!今日は出るのかな??」

私の期待のボルテージはどんどん上がった。

実は今回の私にはある隠し玉があった。

岡山大学歯学部の卒業生も各方面で活躍していて
私のある後輩が、ここ奥羽大学で教授をしているのだ。

大学の教授だったら、かなり顔が利くはずだ。
しかし、その頼みの先生の姿は祝賀会の席には無かった。

今日は東京まで帰らないといけない、

私の新幹線の時間まで、私の目の前に、あのグリーーーンは
最後まで姿を現すことは無かった。


投稿者 nakano : 2008年11月18日 00:11

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