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2009年01月04日

岡山大安寺高校第16期生同窓会

年末年始のお休み
眠る、食べる、テレビを見る、
の見事なまでの繰り返し

見事に体重が増える。
久しぶりに出たこの体重!
私ははたして元に戻すことができるのか?

今日、1月4日に、実に記念すべき
岡山大安寺高校第16期生同窓会が
岡山ロイヤルホテルで開催された。

なぜ記念すべきなのか?
私たちは、28年前に岡山大安寺高校を卒業していながら
16期生単独の同窓会は、何と今回が卒業して初めてだったからだ。

誰もが同期の同窓会を望んでいた。
しかし誰もが忙しいので、同窓会の幹事になってやろうなんて
奇特な人はいなかった。

そんな中、ハンドボール部の友人Kが東京から岡山に帰ってきて
「大安寺の同窓会をやろう!」と言い出した時、私ももろ手を挙げて賛成した。

そしてかKが中心となって今回の同窓会は開催された。
私も名前だけは世話役に入っていたものの、
ほとんど事前の仕事をしないで当日を迎えた。

誰もが同窓会をやりたかった様子で、当日は恩師を含んで
108名もの同窓生が集まった。

私は受付をしていたのだが、受付が予想以上に大変だった。

先方から、参加者が、受付のこちらに向かうと、
受付の皆が小声で「あれは誰?誰??」とお互いに囁く。

受付の誰かがその人の名前が分かればいいが
何せ高校を卒業して28年間経過している。

28年の月日は、残酷なもので、無情にも、凄く体重を増加させたり、
とても髪を薄くしたりと、高校の時の面影が全く残っていない人も多い。

その人には、受付で「お名前をお願いします!」と聞くしかない。

同窓会はテーブルに着席した形式で始まった。
このテーブルは3年の時のクラスが基本だった。

私は3年3組!理系のクラスだった。
そのテーブルには、岡山大学医学部にストレートで合格して医師になっているKくんや、
現役で東京大学に進学した旧姓Tさん等の懐かしい顔があった。

私は受付をしていたので、一番遅れてそのテ-ブルの席に付いた。

テーブルを見渡すと、さすがに高校3年生の同級生なので
最初はわからなくてもよく顔を見ると、昔の面影があって話がすぐに盛り上がった。

しかし、しかし、私の横に座っている女性が、私には、誰だかわからないでいた。

同窓会で一番困ること!
「ねえねえ、私のこと覚えている?」と聞かれること。
向こうは覚えていて、こちらが忘れている!
これが一番バツが悪い!!

逆ならまだ気分も楽だ。

どうしても思い出せない!!
名札を読もうと、チラチラと胸の方を見てもなかなか読めないでいた。

「このテーブルは3年の時のクラス分けで行っているの?」
横の女性が私に話しかけてきた。
「基本的にはそう!でも人数が違うので少し調整している!」

「あーそう!」

「3年3組よね?」

「違う!私は3年は4組だった!このテーブルの人誰も知らないもん!!」

早く言ってよ!!そう言うこと。
大きな謎が解けた瞬間だった。

同じ高校の同期でも、部活とクラスが違うと、ほとんどわからない人が多いことを実感した。


しかし、テレビとラジオの影響は絶大なもので
こちらがよく覚えていない友人?が、横に来て
「テレビ良く見ているよ!」
「ラジオ、いつも聞いているよ!!」なんて
話しかけるとうれしいものだ。

しかし、人にはそれぞれ、自分のオリジナルの人生があるもので
108人の参加者には、本当に108通りの人生があることも、実感した。

また、高校の時の仲間達と話すと、本当にすぐに昔の自分たちに戻ることができた。

誰もが身構えることなく、昔の顔になり、懐かしく昔話に花を咲かせながら
今の自分の状況を報告しあう。

誰もが、同い年で、高校を卒業して、28年間経過していた。

投稿者 nakano : 2009年01月04日 21:27

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