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2009年01月17日

患者さまアンケート

今年2回目の土曜日の診療も
無事終了した。

細かなトラブルはあったにしても
新年の診療も、無事2週間が終わった。

今週は、私たちが治療計画に悩むような、難しい治療内容の方が多く来院された。
少しでも喜んで頂けるスキルを目指して、明日からドクター数名で
半年間のペリオインプラントセミナーに参加する。


私たちの歯科医院では、患者さまからの声を診療にいかしたいと
折にふれて、患者さまアンケートを行っている。

昨年も、対象や目的は違っても、数回のアンケ−トをお願いした。
その中で最大の患者さまアンケートが「D−sat」と言う専門の業者さんに頼んでの
患者さまアンケートだ。

専門の業者さんにアンケートを依頼することは、かなり高額な費用が必要だが
私たちが一番大切にしないといけないのは、やはり当院に通ってもらう患者さまの
生の声だろう。

アンケートを行うことは、費用だけでなくて、精神面でもかなりの負担を強いられる。
(誰でも自分に対する悪口は積極的には聞きたくはない!)

当院の歯科治療、歯科サービスが、患者さんにとって、十分でないことがあることは
院長の私も、スタッフも重々承知している部分も多々ある。

改善したくても、人の問題、お金の問題、その他、もろもろの事情で改善できない部分もある。

しかし、だからと言って、患者さまの声から耳をふさぐと、それこそ裸の王様になってしまう。
定期的に耳を傾ける努力が必要なのだ。

また今回のアンケートもかなり長いアンケート調査で、300名の方にお願いしたところ
任意で協力してもらった患者さまは100数名に過ぎない。

この100数名の方のアンケートの声は、決して悪口ではなくて、当院への温かなエールだと思う。

昨年のスタッフ面談のスタッフからの声とともに、今回のD−satの結果を踏まえて
今、すべてのスタッフがアンケートの結果から、当院の改善点をまとめている。

1人のスタッフが3点以上の改善点を考えて、2週間にわたって
スタッフミーティングで検討するのだ。

改善する点を挙げるのは、特別に難しくはない。

アンケート結果の「良い点」を伸ばし、「良くない点」を改善するだけだ。

当院の良くない点が、アンケートでは、色々と挙がっていた。

「待合室が狭い 座れない時がある」
「駐車場が狭い 駐車しにくい」
「プライバシーへの配慮が足りない」
「スリッパの衛生面が気になる」

その他、もろもろ

今回のD−satのアンケート結果は、待合室に掲示するのと同時に
当院のホームページですべて公開しようと思っている。


そんな当院の最大の、一番大きな声が挙がっていた 「良くない点」

「予約が取りにくい」

この点を早急に改善する必要がある。
こんな場合、無理だとあきらめると何も改善できない!

歯科治療ユニットを増やしたり、診療時間を長くしたり
日曜、祭日も診療したり、スタッフをもっと増やしたり!!
予約の取り方をもっと細かくしたり、スキルを高めて
同じ診療をする時間を短縮したり!!


昨日のラジオの生放送でアナウンサーの方から
「中野先生は、今年は、どのような年にしたいですか?」と聞かれた。

とっさに私は「決して守りに入ると言う意味じゃないんですが、今年は改善の年にしたいです。
歯科医院の仕組みや、システムを改善して、よりよい歯科医院を目指したいです!」と答えた。

来週にはスタッフから、100以上の改善点のアイデアが出される。

普通のアイデアより、「絶対、無理!!」と思わせるような
突拍子もないアイデアを、私は期待する!!


投稿者 nakano : 2009年01月17日 18:21

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