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2009年12月26日

ありがとうございました。

今日の土曜日で
本年の診療は全て終了。

あるスタッフの退職もあって
感無量な一日となった。


思い起こせば今年は、近年まれに見る
本当に波乱に富んだ1年間だった。

リーマンショックの影響で
1月から診療報酬が低迷する。

5月の勤務医の先生の急な退職により
私は凄く落ち込んだ!

毎週木曜日に、大学詣でを繰り返して
「誰かドクター紹介してもらえませんか?」
と頭を下げて回った日々。

本来はお気軽で楽天的な私が
人生で2度目の「うつ」を強く感じ始める。

昼間はまだいいのだが、夜になると急に
不安が押し寄せる。

1日のわずか24時間の間でも
感情がジェットコースターのように揺れ動いた。

人間って、こんなに脆いものかと驚く。

出来ることは全てしたが全て失敗だったと、
あきらめかけていた6月、
「勤務先を探している歯科医師がいるのですが
先生のところで雇ってもらえませんか?」
とある教授からの1本のメ−ル!

起死回生!救われた。

その後も、スタッフの前では平静を
装っていた私だが、問題は相次いだ。

その度ごとに問題解決に追われる。

しかし、本当に不思議なことに
問題の度に、誰か人の手助けを得て救われた。

岡山が狭いのか?それとも
人間の人生って、元々そう設計されているのか?

不思議である。

今年1年間を振り返って思うこと!


それは、自分が乗り越えられない問題は決して
自分の前には起きないと言うこと。

言いかえると、自分があきらめない限り、
目の前の壁は、必ず乗り越えることが出来ると言うこと。


また、人生において、自分一人だけの力は、
本当に限られている。

誰かの手助けが必要なことが多い。

その人との出会いは、偶然で無くて必然である。

人生と言う時間軸の中で、自分にとって必要な人は
最善のタイミングで自分の前に現われてくれる。

自分を信じればよい!

そんなことを感じながら来年の予想を立てる。

友人からクリスマスプレゼントで届いた
1本のDVDは黒四ダムのストーリーだった。

昨晩、深夜までそのDVDを見ていると
涙が止まらない!

そのDVDから私が学んだこと!

今年、私にそして当院に起こった問題や
悩みは様々だったが、全て取るに足らないことだ。

一つだけはっきりしていることは
私の努力はまだまだ足りないこと!

「松本一志のすべらない話」をラストまで
見る暇があれば、少しは勉強をしろよ!!

投稿者 nakano : 2009年12月26日 23:57

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