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2010年02月07日

インプラントセミナー

昨日は歯科医師会の講演会に
参加した後に、久しぶりに
飲みに出かける。

そんなに飲んでいないのに
土曜日の解放感からか?
朝起きると完全な二日酔い!

私の体はやはりアルコールに
向いていない!!

人生から完全なるアルコールを
シャットアウトすることが必要か?

日曜の朝、二日酔いの頭を押さえながら
岡山駅へと急ぐ!

今日は「はなふさ歯科」が主催する
てんつくマンのセミナーはあきらめて
大阪の矢田に向かった。

高山先生の「インプラントイミディエイト
ソルーションセミナー」に参加するためだ。

講師の高山先生は私の大学の4期か5期、
後輩になる。

そのためか?参加された先生は
岡山大学歯学部出身で大阪や奈良で
開業されている先生が多かった。

せっかくの日曜日、岡山から遠方の矢田まで
来ていた私は自分の時間とお金の投資を
最大限、生かそうと一番前の席に座る。

すると他に参加されたいた先生で
岡山大学歯学部出身の先生が
次から次へと私のもとに挨拶に来られる。

皆さん口腔外科出身の先生が多いようで
インプラントに関してはかなりのキャリアを
お持ちの先生が多かった。

歯科医師の中では今でも若手と勘違いをしていた
私は後輩となる先生方のインプラントに対する
熱心な取り組みを知り、うれしく思うより
大きな焦りを感じる。

「時はどんどん動いている!」
「私は大きな船に乗り遅れて
いるのではないか?」

しかし、大学の後輩がセミナー講師を
されることは先輩の私にとって良い面も多く、
休み時間や昼休みに、講師の高山先生や
同じ歯科センターに勤務している
歯学部サッカー部の後輩の先生からも
最新のインプラントに関する
多くの生きた情報を得ることが出来た。

今回のセミナーの一番大きな主題は
即時荷重である。

今までは当院でもインプラントを埋入してから
上の顎で4カ月、下の顎でも2カ月程度は待って
歯を入れて噛ませることをしていた。

しかし、最近ではAll-on−4の流れもあって
インプラントを埋入したその日に上の歯まで
入れてその日に噛めるようにすることも
増えてきている。

その即時荷重のコツを学ぶために
私は大阪の矢田まで足を運んでいた。

一日の長い時間だったが診療室、特に
オペ室や消毒室まで見学させてもらって
とても有意義で刺激を受けた1日となった。

帰りの新幹線を新大阪のホームで待っていると
「中野先生!」と声を掛けられた。

振り向いてみるとそこには岡山大学歯学部の
6年生の学生さん数名の姿があった。

「今日、国家試験だったんです!」

すっかり忘れていた!今日は歯科医師国家試験が
開催される日だった。

ここでも岡山大学歯学部の後輩たちが
頑張っていた。


多くの後輩に声を掛けられる1日だった!

そのことをうれしく思いながら
私自身が後輩の先生方の手本にならなければと
強く思うのであった。


投稿者 nakano : 2010年02月07日 22:10

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