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2005年06月29日

本の印税

今日スタッフが治療いす前の模様替えをしていた。
今まで1年と数箇月、私が書いた本「白く美しく」の紹介文を大きく
掲載していた透明アクリル板の中の文章は今日から
スマイルクリエイトゾーンの紹介文に変わった。

一抹の寂しさを感じるも、時は流れているのだから仕方が無い。

本と言えば2冊目に歯科医師向けに出した本
「常識破りの歯科医院経営」の印税の集計日が
契約書では明日となっている。

1冊目の本の印税は?だった。
1冊1000円の本で印税は消費税より安い3%!
1冊につきわずか30円!ガムも買えやしない。
これでは1000冊売れてもたかが3万円。

数箇月書いては削除、書いては削除した手間を考えると
出版は割に合わないと思った。

しかし2冊目の本は違う。
歯科医師はパイがすくないので本も自ずから高い。
私の本も1冊が5000円もする。

印税は大幅アップの○○%だから
2000冊売れたと計算すると○○万円!!

おおーーーーーっ!これは何とうれしい数字。
と取らぬ狸の皮算用の院長であった。

スタッフには以前ある約束をしていた。
1000部売れるとスタッフ皆を引き連れて、焼肉食べ放題!
1500部売れると少しランクアップして高級焼肉食べ放題!!
2000部売れるとホテルの高級中華か鉄板焼きで豪華ステーキ!!!

さて当院の夏の懇親会は
どの店で何を食べるのかは?
明日決まる本の印税にかかっている。

12年間乗り続けている愛車ゴルフのアンテナが
ポキッと折れてしまった。今は何とかガムテープで止めて
走っているけど、印税が入ったらせめてアンテナだけは新しくしよう!!

投稿者 nakano : 22:40 | コメント (1) | トラックバック

2005年06月28日

ラジオ番組

今日のお昼休みにRSKラジオの放送局の方が
当院に3名来院された。
昨年から私は3ヶ月に1度、毎週木曜日の朝の時間に
RSKラジオの番組内で歯の話をしている。

今日はその7月分の収録を当院で行ったのだ。
いつもはスタジオに行く私だが先週と今週は木曜も日曜も全く
時間が取れないために、わざわざスタッフの皆さんに
当院に来て収録してもらった。

RSKラジオの新しい番組「繁盛円満!お宝巳の刻ラジオ」
の木曜のメインパーソナリティはボイス21の顔であったHアナ!

HアナとMさんの当院の登場に当院のスタッフはさぞ驚いたことだろう。
テレビのゴールデンタイムに出ている人が急に当院に来て
院長と仲良く話しているだから、無理も無い。

しかし普段はおとなしく誠実なイメージを強く受けるHアナも
さすがにマイクが入るとプロである、人が変わる。

腹の底から響くような大きな声に、マイクの位置をかなり
私よりに設置しないとバランスが取れなかった(涙)

7月の大きなテーマは「ホワイトニング」と指示されていた。

夏を迎えて日焼けした黒い肌に似合うのは、やはり白い歯!!
歯を白くするホワイトニングについて私は熱く語ったのだ。

今回の話は特にカウンセリングが大切ですよと
単にホワイトニングについてコマーシャルするだけに留まらず、
一歩踏み込んでホワイトニングのメリット、デメリット
一番大切な術前のカウンセリングについてしっかりと
話したつもりだが、編集された結果がどうなるかはわからない。

しかし今回は新しく出来たスマイルクリエイトゾーンで収録を
行ったので、いきなり気を遣ってくれたHアナの
スマイルクリエイトゾーンの紹介から始まり、
最後には「夢で逢いましょう」の番組内で縁あって私が美術協力した
話にまでなった。

ラジオに出させてもらい、出演料いうギャラまで貰った上に
ホワイトニングの告知、当院の宣伝までしてもらい、
はたまたその上に、私が自分の自慢話をしまくる。

視聴者の方に思いっきり反感を買いそうな番組になったのではと
強い危機感を感じるが時既に遅し!

こうなりゃ実力はあるが嫌な歯医者で通すしかないか?

自分のセルフイメージを変えるしかないか?

「やっぱり俺って嫌な奴??」



でも木曜の朝はRSKラジオ1494kHzにチャンネルを合わせましょう!!

投稿者 nakano : 22:14 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月27日

口コミ

月曜日の歯医者は新患の患者様が多い。
今日も紹介で患者様が数名来院された。

当院の新患の患者様はインターネットから来院される方が多いとはいえ、ほぼ70%の方は口コミで、既存の患者様からの紹介で、
当院に来院される。

インターネットで情報が氾濫すれば氾濫するほど口コミの効力は増す。

当院では新規の患者様を紹介してくださった方には
お礼状を出すのだが、ある時にお礼状を出した名簿を
調べていて驚いた。

30代から40代の女性が多いとはわかってはいたが
数十名と紹介してくれる当院のスーパーセールスマンの様な
方は別にして、ほとんどの方は当院に来院されて
1年から2年の方が、新規の患者様を紹介してくれている。

特に新規で来院された方が新規の方を呼んでくると言う
新しいうれしい輪がどんどんできあがっていた。

これを考察すると、来院されて「ここは他の歯科医院と違う!」
と新たな感動を持たれた方がどうやら紹介してくれるらしい。

感情を揺さぶれば人は行動を起こすのか?

6月4日にオープンしたスマイルクリエイトゾーンでは
全ての方にアンケートをお願いしている。

新しくオープンしたゾーンの感想や問題点を洗い出す目的は
もちろんの事、何とか口コミを起こして欲しいと言う目的もあるのだ。

人は頭で考えてそれを文字にすると、より多く記憶に刻まれる。

当院でクリーニングを受けて、その気持ちのよさを忘れないうちに
アンケートに文字で書けば、その気持ちのいい記憶はより鮮明に
なり、口コミで他の方を紹介してくれる。

そんなスタイルを狙っている。

「あの歯医者さん、普通と違ってクリーニングが超きもちいい!」
「あんな歯医者、見たことない!」
「絶対おすすめなんで、行った方がいいよ!!」

このような口コミを起こしたいのでアンケートをお願いしています。
明日からスマイルクリエイトゾーンを体験するあなた!

あなたならではの愛に満ちた口コミ、期待しています。

投稿者 nakano : 21:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月26日

洗濯機

スタッフルームも新しくなってスタッフも快適な毎日が送れるかと
思っていたところ、どうやらそうでもないらしい。
話を聞くとスタッフルームの洗濯乾燥機が旧型で
診療が終わり洗濯と乾燥をすると、帰る時間が毎日遅くなると言う。

まだ十分使える洗濯機だが、スタッフが5分でも10分でも
早く帰ることが出来たらいいと、土曜日の診療後に近くの
電気屋さんに向かった。

当院近くの「デ○デ○」は、決して価格は安くはないが
5年間保証の安心感と店員さんの素早く適切な対応が好きで、
私は家電製品はほとんどここで買っている。

土曜日の午後6時の家電店は以外にお客様が多く
いつも対応してくれる店員さんはエアコンの商談で忙しそうだった。

先日下見をしてくれたチーフ衛生士Oから報告を受けていたので
買う洗濯機の機種は既に決まっていた。

見慣れない店員さんを捕まえて、
「この洗濯機下さい!」と私は告げた。

「在庫を確認しますから少々お待ち下さい!」と
その店員さんは倉庫に走った。

しかし少々お待ち下さいと言われた私は5分経過しても
10分経過しても帰ってこないその店員さんに次第にしびれを
切らしていった。

やっと帰ってきた店員さんが言うには
「店内には在庫はありません、メ−カーのデ−タでは
メーカーにも1台も在庫はありません。
在庫がメーカーにも無いと言うことは今後作るかどうかもわかりません!」

「おいおい!ここには新製品と書いてある、製造中止ならそう書けよ!!」
(私の心の言葉1)

「今日は土曜日でメーカーは休みです。明日も日曜で休みですので
詳しいことは月曜日にならないと、わかりません!」

「おいおい!メーカーが休みなのはそちらの都合でしょ?
消費者の立場を考えるなら、メーカーの担当者は土曜も日曜も
対応できる仕組みを作るべきじゃないの?売る気あんの?」
(私の心の言葉2)

「現品ならすぐに用意できますが、規定で5%OFFですが
余りお勧めはできません!」

「こんな手垢が付いた現品がたったの5%OFFだけ?
それじゃうまみないじゃない、でもどうしてお勧めできないの?」
(私の心の言葉3)

例えこの洗濯機を買いたいと言う客が来て、
その時に在庫がお店にもメ−カーにも無くても何とか
取り繕うことができるでしょう?

不況、不況と言われながら、どうして私に
洗濯機を売ってくれないの?と強く思う私であった。 

投稿者 nakano : 21:53 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月24日

最強のビジネス本

昨日は当院と当院の周りだけ異常に盛り上がった
TBS木曜9時ドラマ「夢で逢いましょう」の最終話。

歯科衛生士ハツミさんのウエディングドレスを見たかった私は
その時間になぜか大阪の北新地のクラブで飲んでいて
まだビデオも見ていない。
あの番組が終わることで一つの時代が終わったような
寂しさを感じているのは全国9万人の歯医者の中で
私だけであろうか?

今日の日経の朝刊にマーケティングトルネードの
佐藤昌弘さんの新刊のムック本の広告が大きく出ていた。
「凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールスノート」は
魔法のセールストークの焼き直し、今流行のムック本。

18業種の成功事例をすべて解説!
と書かれていてブライダルや生命保険、注文住宅
行政書士の成功事例と肩を並べて歯科医院の
成功事例がCASE05で紹介されている。

「田舎の歯医者でも毎月20名以上の患者様が押し寄せる歯科医院」

どこかで見た歯科医院の院長先生の顔写真が大きく出ている。

この写真は私ではないか?(笑)

何を隠そう!この全国でベストセラー間違い無しと言われている
佐藤先生の新刊で当院は見開き2ぺージに渡って
紹介されているのだ。

臨床心理学を佐藤先生から直接学んだ私は
歯科医院で「歯科コンセルジュ」の仕事を日常業務に
織り込んでいる。

その歯科コンシュルジュがカウンセリングルームで行う
ファーストマジッククエスチョンが詳細に説明されている。

この取材は電話とメールでのみ行われたのだが
さすがに出版社の方の文章はわかりやすくよくまとまっている。

確かに「当院は岡山の田舎の。。。」とは話したが
まさか成功事例のタイトルに「田舎の歯医者でも。。。」
と書かれるとは思いも寄らなかった。

人目を惹くキャッチコピーは大切ですからね。

概ね本の中での記事に大きな間違いはなかった。

岡山の同業者や企業のビジネスマンに読まれるのだから
誤解を生む記事は避けたかったが記事の内容に
大きな間違いはなかった。

しかしひとつだけ間違いがあった。

院長のわたしの年齢が41歳になっている。
(本当は42歳!)

間違っているのになぜか少しその間違いがうれしい私であった

投稿者 nakano : 22:19 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月22日

成功実践会

昨日は月に1回の成功実践会の日。

先月から会場は当院で開催されているが
昨日は初めて当院のスマイルクリエイトゾーン2階の
研修ルームで実践会を行った。

昨日の実践会での気づき。

人間は気持ち(感情)の変化を求めている。
自分の求める感情を自分で作り出すには3つのポイントがある。

@焦点 良いことを探して自分の焦点をプラスのものに当てる
A言葉 パワフルな人はパワフルな言葉使いをしている
B体の使い方 落ち込んだ体の使い方をしているから落ち込む

昨日はあの斉藤一人さんも岡山でセミナーを開催されていて
そのセミナーに参加したIさんも遅れて当院に来られた。

斉藤一人さんの話も基本的に同じとシェアしてもらった。

大切なことは焦点、言葉、体の使い方!
一人さんのセミナーでもは「ついてる」「おめでとうございます」
「エイエイオー」の言葉がパワフルな体の使い方と共に
紹介されたらしい。

当院の朝のミーティングでも
「ついてる」「ありがとうございます」「エイエイオー!」と
音楽をかけながら大声で行いたいと少しだけ思うのだが
きっとほとんどのスタッフが引くと思うので却下した。

先月の約束

毎朝、考えて気づきをメモを取り、即実行する。
情熱を持って自信ある態度で生きる。

今月の自分への約束

パワフルな人間を演じる

パワフルに頑張りすぎた私は深夜2時過ぎまで仕事をして
なぜか6時過ぎに目が覚める。
パワフルに生きるのも楽ではない!

投稿者 nakano : 22:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月21日

コンビニ歯医者

昨日新しいサイトの立ち上げの準備をパソコンでしていると
妻に「あのニュース始まるよ!」と呼ばれた。

昨日のワールドビジネスサテライトの特集で
歯科医院の現状がニュースで流れたのだ。

タイトルは「コンビニ歯医者」

内容のひとつは24時間営業のコンビニ歯医者のニュース。
横浜の某歯科医院では24時間、365日コンビニのように
歯の治療をしている。

もう一つは歯科医院もコンビニと同じようにフランチャイズがあると
いうニュース。
本部の人間がフランチャイズの歯科医院を訪れて
接客や電話応対の指導をしている。

私がテレビ東京のディレクターの方に先日電話を貰い
「24時間営業の歯科医院のこと」を聞かれたことは
ブログにも書いた。
電話を受けた私はテレビ局に恩を売っていればと
打算的な気持ちで調べに調べを重ねて(友人知人に聞きまくり、
ネットで調べて、実際に歯科医院に電話をして確認した。)
レポート作成してテレビ東京にFAXしていたのだ。

その時は深夜番組で使われると聞いていたが
こんな形であの番組で使われるとは?

しかしここからは私の私見ではあるが、横浜の24時間営業の
歯医者は1年以内に24時間営業を止める。

1年間でマスコミに24時間営業と名前を売りまくり
患者さんや地域の方に強烈にその名前をアピールする。
そしてブランドイメージを付けたところで、夜11時までの診療程度に
鞍替えする。

私が理事長ならきっとそうする。
なにせ日本で65000軒の歯医者がある中で
24時間営業はそこだけたった1軒。
全くのナンバーワン、オンリーワンなのだ。

しかし2番目のフランチャイズ歯医者には笑ってしまった。
院長がハム太郎の着ぐるみを着て
歯科医院のビルの前でティッシュを配っているのだ。
あの着ぐるみティッシュ配りも本部の支持なのだろうか?

歯科医院もこれからは選ばれる時代、サービスの競争の
時代と締められていたが、何かが見落とされている。

歯科医院がサービス業なのは当たり前だ。
しかし一番大切なことは24時間診療したり
受付スタッフの言葉使いや電話応対では決してない。

患者様が一生自分の歯で美味しいものをしっかり食べることを
十分な技術を持ってサポートする。

小手先のテクニックに流されて一番大切なことを見失っては
歯科医院の明日はない!!

投稿者 nakano : 23:52 | コメント (3) | トラックバック

2005年06月20日

ヘルスプロモーション

昨日の日曜のセミナーの反省会のために
参加した私を含めて5名のスタッフは
始業より20分前からミーティングを行った。

昨日のセミナーはゲスト講師の諸井先生の評価が
総じて高かった。
諸井先生が主宰するCHP研究会への参加を希望する
スタッフも数名いた。

CHP研究会の唱える「ヘルスプロモーション」とは?

ヘルスプロモーションとは、人々が自らの健康をコントロールして、
改善できるようにするプロセスのこと。

虫歯も歯周病も生活習慣病。
その病勢をコントロールするためには歯や歯肉だけを
じっと眺めていても駄目だ。
環境、社会、価値観、生活習慣といった部分への
アプローチが重要なのだ。

そのためにヘルスカウンセリングを重視してコーチングを駆使した
コミュニケーションテクニックを使う。

確かに諸井先生の昨日の話しは、言いたい点がとても
絞られていて理解しやすかった。

当院も予防には大変力を入れているつもりだが
今の日本における予防歯科の流れは大きく分けて2つある。
一つはヘルスケア歯科研究会、もうひとつがウエルビーイングの流れ。
CHPはウエルビーイングの流れを受けている。

当院はヘルスケア的な診療室を目指していた。

ヘルスケアはデータを重視する。
そのためにまずはサリバテストという唾液検査ありき。
歯科では検査がすくないときちんと検査をして
リスクに応じた予防プログラムを行ってゆく。

岡山へ熊谷先生、岡先生、藤木先と言う夢のような顔ぶれを
揃えて数百名規模でセミナーを行ったのは
何を隠そうこの私である。

しかし唾液検査は時間とコストがかかる上に患者さんから
貰えるものは3000円と実費程度。

写真の管理やコンピューターへのデータの保存の手間を
考えると、やればやるほど赤字は嵩む。

当院で過去行ってきた小児の予防歯科プログラム
「ハート&ハートクラブ」は変革の時期を
迎えているのかもしれない。

12歳で虫歯ゼロを目指す新しい小児の予防プログラムは
CHPの考えを汲んだシステムになるのであろうか?

投稿者 nakano : 22:21 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月19日

歯科医院地域一番実践経営塾

昨日は幼稚園でのイベントの打ち上げと
新人のスタッフやアルバイトさんの歓迎会を行った。

いつもはほとんどのスタッフが参加してくれる当院の飲み会も
昨日は都合の悪いスタッフが多く、わずか15名での飲み会となった。
人数が少ない分、いつもの盛り上がりがないので少し寂しかったが
土曜日の夜という一番プライベ−トで大切な時間を
15名のスタッフが私と共有してくれたことには感謝するしかない。

歯科医師会や同窓会の飲み会ではほとんど酔わない私も
スタッフとの飲み会ではなぜかテンションが上がり
いつも飲み過ぎてしまう。

スタッフとの飲み会の次の日曜日にセミナーがある場合、
私は過去何回も寝坊してしまい、飛行機に乗り遅れたことがある。

昨日は最初からペースを考えていたが横の受付Sの
ビールを飲むハイペースに「すげっー!」と舌を巻くのであった。

今日は歯科医院地域一番実践経営塾の第2回目。
当院からは私を入れて歯科医師3名、主任とチーフ歯科衛生士2名の
5名のチームで参加した。

今年の大阪会場に参加しているメンバーは濃い面々で
先日医院見学をお願いしたY先生もS先生も、当院に見学に来られた
O先生の姿ももちろんそこにはある。

今回の大きなテーマは「予防」を考え直すこと。
歯科医療も変化している。
今までは歯の治療に歯科医院に通っていた方の意識も
かなり変化していて、歯はどんどん削れば削るほど
だんだん悪くなることをよくご存知だ。
そのために一生自分の歯で食べようと定期的な予防処置を
希望される方が本当に増えてきた。

そういった自分の歯を一生大切にしたいという方のために
当院では6月4日にスマイルクリエイトゾーンをオープンさせた。

そんな当院が予防を見直す上で興味深いテーマとなった。
今日のゲスト講師は大阪の諸井先生。
予防の世界では大変有名な先生は今は神戸大学大学院で
MBAを目指して頑張っている。

私と同い年の諸井先生の頑張りには私自身影響しない訳がない。

実はこの経営塾の第4回のゲストと講師のトリを努めるのは
何を隠そうこの私!

吉本張りの諸井トークにも私は絶対負けるわけにはいかない!!

投稿者 nakano : 21:47 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月18日

審美歯科を成功させる10のポイント

昨日も夜中の1時前まで打ち合わせ。
今週は本当に熱い毎日が続くので、オーバーヒートにだけは
注意をしなければと思い、朝からミネラルウォーターを
ガンガンに飲むわ!飲むわ!
そして診療中にトイレに行くは!行くは!!で、かなり恥ずかしい。

「院長、またいない?」
「きっとまたトイレよ!」
きっとスタッフの間でこんな会話が交わされたことは
想像が付く。

昨日の続き
「審美歯科を成功させる10のポイント」

これは患者様が審美歯科を成功させるポイントではなくて
歯科医師が審美歯科を成功させるポイントの解説だ。

6、成功へのスケジュールを示せ

歯の治療は審美歯科でもそうでなくても結構
時間、期間がかかる。いつ治療は終了するのか?
どんなプロセスを経てステキな笑顔を獲得できるのか?
治療の流れとスケジュールをきちんと示しましょう。

7、あなたの歯科医院の審美歯科の値段を明示しましょう

審美歯科で一番の大きな問題点は、その高額な価格である。
審美歯科医はどのような審美治療でも、きちんと価格を
明示しないといけない。

8、診療室を魅力的に変えろ

従来の歯の痛みだけを取り除く歯科医院(need-based dentistry)
と違って審美歯科医院ではより魅力的なハード面の
装備は必須条件である。
古くて魅力的でない診療室では患者さんは夢見ることが出来ない。

9、”WOW”を与えないと成功しない

患者さんに少なくとも3回は”WOW”(ワオ)と驚いてもらう必要がある。
驚きと新鮮な感動を与えられないような審美歯科医は
失格である。鏡を取って、治療後の歯を見てもらった時に
ワオの感動を与えないといけない。

10、ホワイトニングを利用しろ

ホワイトニングは審美歯科の入り口、価格も高くない。
このホワイトニングを制するものは審美歯科を必ず制する。
ホワイトニングを馬鹿にするは決して審美歯科で成功しない。

この様な論文が当たり前のように学会誌に掲載させるところが
さすがにマーケティング先進国アメリカだと感動した。

私はいったい今まで患者様に何回「ワオ」と言って貰ったのだろう?

でも日本人はなかなか「ワオ」 何て口に出さないか

投稿者 nakano : 18:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月16日

審美歯科を成功させる10のポイント

木曜の診療は先週と打って変わって
おだやかな一日!

今日の診療は、ホワイトニングあり、インプラントありのバラエティに富む。
医院見学は今日にすべきだったと少し後悔する。

診療後、往診も無事おわり、衛生士学校の講義も終えて、
いつもの木曜のイベント、英会話スクールに出かける。

今日のレッスンでは宿題を貰っていた。
アメリカ審美歯科学会の学会誌より英語の論文の読みだ。

「審美歯科を成功させる10のポイント」原題は
[10 Simple Rules to Increase Cosmetc Dentistry]

いつもなら忙しさにかまけて無視する宿題も、先日の学会で
恥の上塗りを経験した私は、やはり英語力の大切さを悟り
2日間をかけて宿題をやり終えた。

それでは審美歯科を成功させる10のポイントとは?

1、ゴールを設定する

患者さんに治療後のイメージを明確に示すこと、
きちんと治療計画を立てて、それを歯科医師から説明することが
一番大切なポイントとなる。
ゴールがないマラソンはない。

2、医院のビジョンをスタッフと共有する

審美歯科医院もチーム医療なので、チームメンバーが医院の方針
方向性、ビジョンを共有して同じ方向に力を入れること。
患者さんの喜ぶ笑顔を創造して医院全体をあげて
治療に取り組むこと。院長一人では何もできない。

3、患者さんに情報を十分に発信する

患者さんはほとんどの場合、審美歯科について十分な情報を
持っていない。そのためにまずは正確な情報の提供を行うこと。
小冊子、ポスター、他の説明用のグッズ、術前術後の症例写真、
模型を用いての詳しい説明が大切。
情報は発信すれば発信するほど反応は必ず増える。

4、感情面の利益を強調する

歯が綺麗になることは肉体的な変化だけでは決してない。
まずは肉体より感情がハッピーになるのだ。
単に歯が白くなるだけでなく、気持ちが前向きになり
笑顔が多くなり、そのために感情が上向きになるメリットを
十分に強調すべきである。

人を動かすためには感情を揺さぶる必要がある。

5、言葉を広げろ!(口コミを起こせ!)

患者さんが結果に満足されたら、そこから口コミが広がるように
前もってきちんと準備しておいてチャンスを逃さない。

紙に満足された手記を書いてもらったり、
口コミを広げるような紹介カードを渡したり
準備をするものはチャンスを逃さない。

さすがにマーケティング先進国アメリカの生の情報だ。
辞書を片手に頑張って訳した甲斐はある。

今日はクタクタなので残り半分のポイントはまた明日!

それじゃ!!

投稿者 nakano : 21:11 | コメント (0) | トラックバック

水曜のミーティング

毎週水曜日のミーティングの時間が今日から少し変更になった。

数ヶ月前はミーティングは全く無しだった当院は
ある時に毎月1回のランチミーティングを導入した。
そして毎月1回では話が進まないと1時間のミーティングは
月2回に増えた。

それでもそれでも問題はどんどん増えていきて、スタッフからの
声もどんどん増えるので、今日から毎週水曜は12時半に
診療を切り上げて、お昼休みを30分間拝借して
スタッフが全員で問題点を討議するミーティングを開催すると決まった。

この毎週の1時間のミーティングの開催は院長の私が
やろうと押し付けたのではなくてスタッフからの声で決まったのが
実は私はとてもうれしかった。

今までミーティングを行っていなかった時は
私が命令を出してスタッフはそれに従うだけだった。
(いわゆるトップダウン!ってやつか?)
今はミーティングでスタッフが各々意見を出し合って
皆の意見で物事を決めている。
(ボトムアップというのか?)
院長を含めて4,5名であればトップダウンでもよかった。
それが20名を超える大所帯になると
相当のリーダーシップを発揮するリーダーでないと
トップダウンでは組織は機能しない。

なるべくミーティングでは私は意見を控えたいと思っているが
おしゃべりな私の口をふさぐ事はなかなか難しい。

今日のミーティング中は印刷会社の方と保健所の検査の
方が来られたりで私自身はミーティングに途中から出られなくなった。
それでもきちんとチームが話をしていることに感激する
院長であった。

私の友人の藤間さんがセミナーをします。
ホームページ管理者にはお薦めのセミナ−です。
私も参加します。

『ネットショップ「儲かる仕組み」をこう作れ!』セミナー

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第一部:13時〜15時 
  『これがYahoo!攻略法だ!』
 -Yahoo!のトップページにヒットさせた私の方法-

第二部:15時30分〜17時30分
  
『普通のネットショップより、30倍売れるサイトとは?!』
 −脅威のコンバージョンレート3%達成の秘密-

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ご希望の方には、ネットショップに関する無料コンサルを
行わさせていただきます。

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投稿者 nakano : 00:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月14日

80対20の法則

「歯科材料節約80対20の法則」続編

昨日、効果的な歯科材料節約法
その名も「歯科材料節約80対20の法則」を考え付いた
私は朝から気分がいい。
さっそく歯科材料店RのFさんから報告を受けた。
さすがに仕事が早い!

当院が歯科材料店Rに過去半年間支払った金額の内
上位4項目が判明した。

1、インプラント材料費 23%
2、小機械代金     21%
3、修繕費、修理代金  9%
4、図書研修費      7%
(これは消耗品とそうでないものを含んだ結果)

私の予想では1位は歯科金属代金と思っていた。
しかしその予想は間違っていた。

驚いた事に何と23%もの金額をインプラント材料費に使っている。
毎日インプラントのオペをしている歯科医院ならまだしも
月に4,5回しかオペをしていない当院の1位がインプラント材料費?

《考察》インプラントの材料費はとても高い、また最近では
リスクを考えて多くの在庫を確保しようとしている、それが不良在庫
になっていないか?見直すべきである。

2位の機械代金は回収のための投資にもつながるのである程度は
仕方が無い。4位の図書研修費は使うべきと考えているので
全く問題にしていない。

しかし3番目の修繕費、修理代金が全体の9%とは?

《考察》確かに歯科材料の修理代金はとても高い。
修理業者の言い値でお願いしている現状がある。
「修理をしても新しいものを買っても支払いは変わりませんよ!」
とは歯科材料店の方からよく言われる。
しかし修理代金にこれだけ払っているとは?

私は消耗品の無理ムラ無駄を無くして
少しでも無駄な経費をカットしたいと考えていたが
変なせこい節約をするよりも
私が無駄なインプラントの材料を注文しないことと
スタッフがユニットや小機械を大切に扱い,壊さないことが
大きな金額の節約になることがはっきりとわかった。

しかし思い込みとは恐ろしいもの!
毎月の請求書はもっとしっかりと目を通そうと心底思った。

投稿者 nakano : 21:14 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月13日

80対20の法則

歯科医院の3月までの決算が終わり
顧問税理士から材料代が前期よりかなり増えているので、
できることろは節約するように指示があった。

人も物も増えているので材料費も増えるのは当たり前か?
でもその状況のなかでどうやって節約しようかと考えていた私に
ある閃きが降りてきた。

80対20の法則を使えばいいじゃん!

ビジネスの法則で有名な80対20の法則がある。
例えばデパートの売り上げの80%はトップ20%の優良顧客が
出している。
セールスマンも同じ!トップ20%のトップセールスマンが
全体の売り上げの80%を稼ぎだしている。

これはパレートの法則とも呼ばるが
価値の80%は数量の20%に集中している。

要はそれだけだ、この法則は世の中の多くの物事に
当てはまる。

これを使って材料費の節約を考えよう。

私が大学時代、お世話になったY教授も
「無理、無駄、ムラ」を無くせを合言葉に
ティッシュぺーパーは2枚なのを1枚にばらして使いなさいと
何度も何度も私たち若い医局員に指導した。

しかしティッシュ1枚を節約しても
もっと高いものを無駄にしていては意味がない。

さっそく材料担当の衛生士に
「当院で使っている消耗品歯科材料で
歯科材料店に支払いをしている金額の高いもの
トップ20%を一覧表にして!」とお願いした。

そのトップ20%が恐らく材料費の80%を占めているはずだ。

その20%に絞って節約を考えると効率の良い材料代の
節約ができるはずだ。

「80対20の歯科材料節約法」
これはうまく使えばまだまだ応用編ができそうだ!

と節約も始まっていないのに何やら朝からうれしい私であった。

あのイチローが1000本安打はお預けとなり
打率も3割を切ってしまった。
でも彼はきっと大丈夫!
「夢をつかむイチロー262のメッセージ」を読むと
彼の考え方が凄いことが誰にでもわかる。

凄い!イチローはやはり!!

投稿者 nakano : 21:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月12日

学会にて

昨日と今日の2日間、岡山大学50周年記念会館において
第6回口腔顔面懇談会と第10回ジャパンアカデミィオブ
オロフェイシャルペイン学会が共催で開催された。

私は岡山で開催される岡山大学歯学部主催の学会ということで
同窓会を代表して懇親会に招待されていた。

そのような学会の存在すらしらなかった私は
主催者のK教授の顔をつぶしてはいけないと
診療後、急いでスーツに着替えて懇親会の会場の
岡山ロイヤルホテルに向かった。

受付で顔なじみの後輩を見つけた私は
「今日の学会の抄録はある?」と聞いたが
「ありません!!」と答える。

困った!それではどんな学会で誰が参加しているかもわからない。
コメントなど求められると困るなと思っていると
「席には式次第がありますから、主な出席者はわかりますよ」と
言って後輩はわざわざ私を席まで誘導してくれた。

席に案内されてびっくり!なんと一番前の席であった。

式次第を見ると横は大阪大学歯学部の教授、その横は九州大学
歯学部の教授、そして前には南カリフォルニア大学のクラーク教授!
凄いメンバーの席で私だけが若くて浮いている。
その上にこれを胸に付けてくださいと赤いリボンを貰った。

うっ!この雰囲気、帰りたい!!

横の大阪大学の教授と九州大学の教授に挨拶をしたまでは良かった。

目を合わせないようにしていた前の南カリフォルニア大学の
クラーク教授が私に声をかけてきた。

「What’s your name?」
このくらいの英語なら英会話勉強中の私にはお安い御用だ。

「My name is kosuke Nakano, I am Dentist.」と言ったら

英語で「そんなことはわかっとるわい!あんたは誰なの?」
と言われる。

当たり前だ!参加者は一部医師はいるがクラーク教授をはじめ
ほとんどのメンバーは歯科医師なのだ。

私は同窓会の会長をしています!と英語で言おうとして
同窓会の英語で詰まってしまった。

「同窓会って英語で何て言うんですか?」と周りのお偉い教授の
先生方に助け舟を求める。

すると私に代わって九州大学の教授が流暢な英語で
私の立場を説明してくれた。

驚いた事にその席の全ての先生は教授クラスであるが
皆英語が堪能であった。
考えれば当たり前のことだ、医学部歯学部の教授になるには
少なくとも1年間の海外留学経験が最低限必要なのだ。 

その席の私以外の皆が英語が堪能でも全く不思議ではなかった。
それから私のテーブルでは英会話の花が咲いたのだが
誰も決して私に英語をふるものはいなかった。

悔しくなった私は教授夫人で歯科医師でもあるミシガンさんの
横に行って「ロスアンジェルスに3回行きました!」と英語で話した。

辞めればよかった!

するとミシガンさんは「ロスのどこに行きましたか?」
と聞かれたので「ハリウッド、ビバリーヒルズ、ユニバーサルスタジオ」
と胸を張って答えると
「オンリーサイトシーイング!」あなたは観光だけね!
なぜ大学に行って勉強しないの?と聞かれた。

それ以来懇親会最後まで私の口から決して
英語は話されなかった。

こう言ったことを「恥の上塗り」と日本では言う。

投稿者 nakano : 21:33 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月10日

舌側矯正

今朝1本の電話が私にかかってきた。
舌側矯正に対する質問だった。

個人のプライバシーの関係で設定を少し変更するが

「大阪の大学に通うAさんは大学2年生。
夢はテレビ局に就職してアナウンサーになること。
そのためのゼミにも入ることが出来た。
ゼミの教授は元マスコミ関係者!もちろんテレビ局にも
顔が利く。
3年生の9月には就職活動が始まる。後1年と少々。
アナウンサーになるために、ガタガタの歯を矯正で
綺麗にしたいのだが、教授に相談すると
「テレビ局の面接の時に、前歯の見えるところに
矯正の装置が付いていたらその時点で必ず落とされる!」
と言われた。
毎月岡山には帰ってくるので当院で見えない裏側から
貼り付ける矯正治療をしたい}という電話だった。

当院でも行っている矯正のテクニックのひとつに
歯の裏側に装置を貼り付ける舌側矯正がある。

これは東京では舌側矯正専門の歯科医院もあるように、
根強いニーズはあるのだが、当院では基本的には
積極的にはお奨めしていない。

歯の裏側に装置を貼り付ける舌側メリットはただ一つ。

見えないことだけ!!

デメリットは多い。
金額は高くつくし(表の装置の50%増し)、期間も長くかかるし、
仕上がりも必ず表側より劣るのは間違いない。

そして一番大切なことは歯の裏側に装置をつける事は
とても辛いことだと言うこと。
人間のお口の中は大変デリケートなところ。
その裏に装置を貼り付けると発音に支障はあるし
食事も辛くて大変である。

当院でも何名かに一人は裏側に一度装置をつけても
我慢できなくて、数日間で外してしまう。
これは舌側矯正専門医でも同じと聞いている。

舌側矯正専門医そ先生や舌側矯正学会は
決してそのデメリットを話すことは無いのだが
これは事実であろう。

歯の裏側に装置を付ける舌側矯正はもちろん高度な
テクニックが必要ではあるが、一番大切なことは
患者様の我慢である。。。間違いない!!

投稿者 nakano : 21:54 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月09日

テレビ取材

当院の診療室は3つのゾーンに分かれている。

従来の治療主体の「治療ゾーン」
歯のホワイトニング、審美歯科主体の「ホワイトニングルーム」
そして6月4日にオープンした「スマイルクリエイトゾーン」

スマイルクリエイトゾーンは歯医者のファーストクラスと考えている。
患者様に一番お奨めできるのでファーストクラス!

今日は《スマイルクリエイトゾーン》の取材のために
朝からOHK岡山放送の報道部の方が当院に来院された。
OHKスーパーニュースのニュースキャスターの「久保さち子」さんには
スマイルクリエイトゾーンと歯科コンシェルジュのカウンセリングを
体験取材してもらった。

クリーニング中を撮らせていただいた上に
インタビューにまで答えて頂いたYさん、ありがとうございました。

今日の私の予約は10名のみだった。
ゆったりと取材を受ける時間はあると考えていた。

今日は倉敷の「おがた歯科」の院長先生とスタッフが当院に
見学に来られていたので、診療室は人で溢れていた。
その上になぜか予約無しの飛び込みの方が次から次へと
来院されて徐々に私の顔から余裕の笑顔は消えていった。

むちゃくちゃバタバタしてしまった。

私の感情はスタッフに伝染する。
スマイルクリエイトゾーン担当の歯科衛生士も、
時間に追われて徐々に殺気だってゆく。

「絶対私の顔、変にテレビに写る!」
久しぶりのテレビ取材であったが一番バタバタと
余裕がなかったように思う。

OHKの久保さん、次回はもっとカッコいいコメント言いますから
また次回も取材よろしくお願いします。

熱血おがた先生、わざわざスタッフを連れて当院に見学に
来てもらったのに、バタバタしていて説明も話もろくに
できないで申し訳ない。

100%の満足はまだまだ先の事みたいだ。

投稿者 nakano : 19:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月08日

歯科コンシェルジュ

当院のスマイルクリエイトゾーンも無事発進した。

今回のスマイルクリエイトゾーンの一番の売りは
予防のプロ歯科衛生士による個室での歯のケアではあるが
もう一つの売りは実は「歯科コンシェルジュ」の存在である。

あなたの「歯の悩み、不安」をお聞かせ下さい。
当院では歯科コンシュルジュが、あなたの相談に
耳を傾けます。
個室のカウンセリングルームでの相談は無料ですので
お気軽に声を掛けて下さい。

と書いたポスターを掲示している。

旅行好きの私は海外のホテルにおいて
今まで何度もコンシェルジュに助けられてきた。
初めての街で美味しいレストランを紹介してもらったり
海外での歯科医院の見学のお願いを頼んだこともある。
ホテルのコンシェルジュはゲストの要望や希望を
なるべく叶えて、ゲストに喜んでもらうことが仕事である。

ヨーロッパの歴史のあるホテルでは年配のコンシェルジュの
方がプライドを持って仕事をしている様子を見て
私は何年も前から歯科医院にコンシェルジュを
作ろうと考えていた。

それには場所を作ること(ハード面)と、人を育てること(ソフト面)
両方の準備が必要であった。

ヨーロッパの格式あるホテルではコンシェルジュデスクは
フロントのすぐ横!ホテルのひとつの顔となっている。

そして今回の歯科コンシェルジュのデスクは
個室のカウンセリングルーム!

歯医者のファーストクラスと呼ぶにふさわしいサービスの提供には
この歯科コンシェルジュの存在は欠かせない。

当院の現在の歯科コンシェルジュは3名。
歯科衛生士Aは歯科コンシェルジュを目指すために
数ヶ月間の期間をかけて勉強してコーチングの資格を
取得してしまった。
彼女の患者様を思う心には頭が下がる思いだ。

他の2名も笑顔は抜群!聞き上手で歯科コンシェルジュには
最適なメンバーが揃った。

大きな不安を歯抱えて来院される初診の方、歯の治療方針で
お悩みのあなた!
ぜひ当院の歯科コンセルジュの無料相談を
受けてみませんか?

歯科コンシェルジュのお手伝いであなたが最高の歯科治療を
受けることが出来れば院長の私もうれしく思います。

投稿者 nakano : 23:19 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月07日

ある苦情

今日ある患者様のお母様から苦情を受けた。

私が作った前歯の仮歯の裏がざらつくと言う苦情だ。

先日、若い女性が前歯の差し歯が大きく欠けたと急患で来院された。

担当の副院長が手が離せなかったので、
手が空いていた私がその女性の仮歯を作った。

今日の苦情はその時に私が作った仮歯のクオリティの低さに
原因があるらしい。

それならそれで頭を下げて調整に来院してもらうように
お願いすれば問題は解決すると私は思った。

しかし問題はそう単純ではなかった

「次回からは、この前の先生でなくて、以前からずっと娘を
診て頂いている院長先生の診察をお願いします!」
とお母様は言われる。

対応したスタッフに動揺が走る!

待てよ!当院の院長はいったい誰だ?

どうもその若い女性もお母様も私が院長とは思っていないみたいだ。

これには私はかなりのショックを受けた。

掲示板に大きく私の写真を貼っているだろう?
他のスタッフよりふた周りも大きな写真を。

若く見えるのならうれしいが、
腰が低すぎるのか?信頼感がないのか?
落ち着きがないのか?へらへらしているのか?


どちらにしても「次回の診療は院長の、いや副院長の予約にして!」
とスタッフに答えるのが精一杯であった。

以前にもあったこんな事。

数年ぶりに来院された、ある若い男性の患者さんから
「君もここ長いね!前からいるね!!」と言われた。

私は勤務医に間違われてしまったのだ。

その時は「当たり前だ!私が院長だ!!」と言う言葉が
喉から飛び出そうになるのを我慢した私は 
「そうなんです!もう10年目になります。」とへりくだって
私より20以上も年の若い若造、いや患者様にお答えした。

初診の方には必ず「はじめまして!院長の中野です。」
と名刺を渡して挨拶をしている私であるが
掲示板の院長です!の写真は今の数倍大きくする必要が
あるみたいである。

勤務医に間違えられる、頼りなくて情けない、
後厄の42歳の歯科医師のぼやき.

投稿者 nakano : 21:50 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月06日

無痛治療

今日の午前中に虫歯の治療をする患者様から
「今は麻酔は注射ではないのですか?」と質問を受けた。

「いや、今でも注射ですよ!」と私が答えると

「さっきのは注射だったんですか?ちっとも痛くなかった!!」
とお褒めのお言葉を頂戴した。

この褒め言葉は歯医者にとっては、とてもうれしい。

特別な麻酔をした訳ではない。
表面麻酔を数分置いて、その後体温と同じ温度に管理された
麻酔薬を使って、速度やブレがコントロールできる
電動注射器を使って麻酔をしただけだ。
後は呼吸法と東洋医学の気をを少々!(ここが一番怪しいのだが!)


「ずいぶん昔の歯の治療とは様変わりしていますね!」何て
お世辞でも言われると私はすぐに調子に乗ってしまう。

歯の治療の痛みを無くすための歯の麻酔が痛かったら
本末転倒であるとはいつも思っている。

全ての方に無痛麻酔を提供して喜んでいただける事が
理想ではあるが、現実は難しい。

今の日本の歯の保険制度で30分の予約では
5分間以上かける無痛麻酔は採算の面では厳しい。

無痛麻酔をしても、痛い麻酔をしても、麻酔をしなくて
患者さまに我慢してもらっても実は保険の点数、売り上げは同じ。

保険の採算はトータルで黒字を出せばいいとは思っているが
技術のみを追求して、採算を度外視すると
「夢で逢いましょう」の野間デンタルクリニックのように
流行ってはいるが利益は出ないと言う倒産体質になりかねない。

採算を考えながら「あそこの歯科は痛くない!」と言われたい。

スマイルクリエイトゾーン2日目!
もちろん課題問題はどんどん出てくる。

今回のスマイルクリエイトゾーンは3つの個室に分かれている。
両端の部屋が歯科衛生士専門のケアルーム
真ん中の部屋がカウンセリングルーム!
今まで相談コーナーで行っていた治療に対する説明とカウンセリングを
専門のスタッフが予約制で行っている。

ゾーンのエアコンは1機!カウンセリングルームの真上!そこから
両サイドに冷気を流す予定が予定はあくまで予定に過ぎなかった。
両サイドは暑い暑い!真ん中は寒い寒い!

朝から何度も電話する私であった。

またべテランの衛生士2名をスマイルクリエイトゾーンに取られると
既存の治療スペースの人材がどうしても不足する。

不足するとは誰もがわかっていた。
そのために数ヶ月前から衛生士の補充に努めてきた私だが
昔の阪神の外国人補強のように今回は正直補充に失敗した。

「誰か衛生士さん知りませんか?」

往年の阪神のバースとなる歯科衛生士さんはどこかにいませんか?

投稿者 nakano : 21:44 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月05日

いよいよオープン!

当院の最新のアトラクション「スマイルクリエイトゾーン」が
昨日6月4日の虫歯予防デー遂ににオ−プンした。

前日はカウンセリングルームのパソコンの取り付けと
ゾーンのオーディオの取り付けに追われた。

朝一番にサバイバーの「アイオブザタイガー」をガンガンに流していると
先日おがた歯科に見学に行ったスタッフが
「この曲確かおがた歯科の朝のミーティングで流れていました」と言う。

恐るべし!おがた歯科!!

この曲は私がGWに加速成功実践塾に参加した時に
何度も何度も繰り返し流されて私の深層心理に刻み込まれた曲!
この曲を聴くだけであの成功6か条が頭に浮かぶ!

マインドコントロールされた怪しい院長は朝からテンションだけは
かなり高い。

9時半に記念すべき当院のスマイルクリエイトゾーンに
お迎えするお二人のゲストはIさんとIさん。
お二人とも私と同世代の男性!
必ず3ヶ月に一度の歯のメインテナンスに来院される。
忙しい毎日の中、時間をやりくりされて
歯の健康を守ろうと来院される。
本当に頭が下がる思いだ。

担当の歯科歯科衛生士はチーフ衛生士のOと
頑張り屋の衛生士O。

新アトラクションのテープは9時30分にカットされた。

午前中の診療を終えて担当した衛生士に話を聞くと
ゲストの反応は概ね良好!
「美容室みたいですね!」と言う反応が数件寄せられていた。

この反応は裏を返せば、歯医者はサービスの面では
美容室にかなり劣っているということだ。

やはり私自身、青山のリッツに言って
カリスマ美容師に弟子入りしようかと真剣に思う。

だってリッツの金井さんは私と誕生日がたった一日違い!
お互い魚座のクロヒョウ!彼もきっとA型。
私と金井さんは外見こそかなりの開きを付けられてはいるものの
必ず近い面があると思っているのは私だけであろうか?

投稿者 nakano : 00:29 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月03日

幼稚園でのイベント

今日は校医をしている幼稚園でのイベントの日だった。
園児にはスタッフがアンパンマンの紙芝居。
保護者の方へは私から健康についての話をした。

いつもの様に前日に、いや正確には深夜12時を回って
取り掛かったので、当日から私は準備を始めた。
2時半を過ぎたころに配布物などがやっと完了した。

朝の7時には起きるとして睡眠時間を計算するとそれだけで
ドッと疲れがでてきた。

朝の8時前にはイベント担当のスタッフは既に医院に来ていて
リハーサルを行っていた。

その横でおもむろにコピーをとり始めた私に驚いたスタッフは
「院長は確か血液型はA型でしたよね?」
とあきれた顔で聞いた。
「そう!神経質で何にでも慎重なA型!」
と私が答えても、院長の血液型は絶対間違っている
とスタッフは思ったことだろう。

9時前には幼稚園に到着するように余裕を持って
医院を後にする。さすがに細かなA型の院長だ。

余裕を持ったつもりが車が込んでいてほぼ9時丁度に到着!

園児と保護者の方はお部屋を別れて、私は保護者の部屋へ!

全員で70名程度の規模なので毎年参加者は30名から
40名程度だったと記憶する。
40部あれば資料は足りると踏んだ私の計算は大きく外れた。
10枚追加のコピーをおねがいしてもまだ足りない。

慎重な性格のA型の私は毎年園児の数を聞くことは忘れはしない。
しかし昨年も一昨年も大きく読みを外したのはなぜ?
A型の院長らしくないぞと不思議に思う。

今回の話は単に歯医者が虫歯予防の話をするだけでなく
「歯医者がお口から子供の全身の健康を考える」バージョンで
話をした。

具体的には「口呼吸と鼻呼吸」「低体温」「噛み合わせと姿勢」について
熱く熱く語った。

最後は予定通りに医院に帰って診療に合流するも
朝からハイテンションで1時間も話をした私の体力は既に
消耗していて、普段より時間が過ぎるのが大変大変長く感じて
しまう血液型A型の私であった。 

投稿者 nakano : 21:25 | コメント (0) | トラックバック

当院のスタッフ

昨日の私は大忙しだが空回り!

診療を早めに切り上げて往診に出かけようと思うと
私の車の駐車場の前に、見慣れないシャコタンの黒いホンダ車が
止まっていた。
駐車場の前に車を止められると、私の車を移動させることができない。
患者様に一人ずつ聞いて、お車の移動をお願いするも
ここで貴重な15分間を無駄にしてしまった。

昼はコンビニおにぎりを90秒で秒殺した私なのに
ここの15分間の無駄は後々尾を引いた。

往診先の病院でも患者様がたまたま往診に伺った時間に
用を足されていて、ここでも15分間の待ち時間!
ロスタイムとなった。

普通なら待てばいいのだが、今は衛生士学校の授業の予定が
入っているので、15分+15分の計30分のロスは大きく
後々の予定に響く。

一度医院に戻り大忙しで着替えて衛生士学校へと向かう。
今日授業は始まりも遅くなったが、終わりも延びてしまった。

リニューアルの最終打ち合わせの時間に大幅に遅刻して
頭を掻きながら診療室に戻ってみて驚いた。

当院の木曜日の外来の診療は午前中だけなのだが
夕方の6時前になってもスタッフが残業して仕事を続けているのだ。

「どうしても今日中に仕上げないといけないので!」
と言うが、他のスタッフもさっきまで新しいゾーンの備品の購入や
準備のために残っていたらしい。

当院は開業してこの4月で14年目に入った。
11年目になるスタッフを筆頭に10年選手が当院では
数名頑張っている。

先日の他の歯科医院見学ではある医院ではスタッフ自ら
「当院ではスタッフは2年と持ちませんから!残念!!」
と言っていたと聞いた。

当院が今存在するのは今まで当院を支えてくれたスタッフの存在が
あるからに他ならない。

スマイルクリエイトゾ−ンのオープンに先立ち
今まで頑張ってくれたスタッフ全てにありがとうと
お礼の言葉を述べたい。

「あなたがいたから当院はここまで来れました!」

投稿者 nakano : 01:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月02日

声に耳を傾ける

先日のパソコンクラッシュ騒ぎで一時停滞していた
「患者様の声」を集めるプロジェクトは
再び全ての集まったアンケートの声をデータに落として
その中からネットや掲示板で公開してもいいとチェックされた声だけを
来月の更新で新たにアップしたい。

患者様の声に耳を傾けることは本当に大切で
飲食業界でもホテル業界でもお客さまの声を集めるに
大変苦労している。

歯科医院でのサービス面での強化も、もっと本質の
歯科医療の質の強化においても参考になる意見が多いのだが
アンケートに目を通すのは本当に怖いものだ。

悪口やクレームが書かれていたらどうしよう。

人間なら誰でもそう思うはずだ。
特に打たれ弱い小心者の私はなおさらだ。

今回のアンケートでは幸か不幸か?強烈なクレームの手紙は
1通もなくてほっと胸を撫で下ろしたが、
日本人は本来悪口を美徳としない民族!

アンケートの行間をしっかりと読まないといけない。



水曜日の午前中の診療はスタッフミーティングのために
30分診療時間を最近では削っている。

これはスタッフミーティングでスタッフの声に院長の私が
耳を傾けたいからだ。

事件は現場で起こっている!ではないが
歯科医院での問題はそこで働いているスタッフが
一番よく理解している。

特に他の歯科医院を見学すると、スタッフは必ず当院と比較するので
当院の長所、短所がスタッフの目に今まで以上に映っているはずだ。

今日のテーマは、先週の土曜日のスタッフ全員歯科医院見学会の
報告会とそれに伴う情報の共有を予定していたが
6月4日にオープンする「スマイルクリエイトゾーン」の
使用方法や細かや取り扱いでミーティングは紛糾した。

スタッフの声を聞くどころか?院長の私自身の新しいゾーンを
オープンさせるに当たっての準備不足がスタッフに
知れてしまって混乱を増長させてしまった。

反省!反省!!

問題は山済み!しかし6月4日には私は必ずゾーンをオープンさせる。
歯科衛生士専門の歯のクリーニング専用の個室のゾーン!

しばらくは朝礼と、終礼と、ミーティングでスタッフからの
「どうにかして下さい!」と言う声が私のもとに
多く寄せられ続けるのであろう!!
(これは私の準備不足とリーダーシップの欠如だから仕方が無い?)

6月3日の幼稚園での保護者への話の原稿も
もちろんまだできていない。
(これも私のお気軽な性格と準備不足から来るものか?)

やっと明日の歯科衛生士学校の授業のスライドが
まとまった。
(最近は日曜にまとめて準備はしているが、やはり準備不足?)

月初めのリセプト業務は今始めたばかりだ。

私に必要なのは時間管理よりアウトソーシングなのかもしれない!

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