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2006年12月27日

マラソンに例えると!

いよいよ年内最終の診療日!
明日から当院は8日間の
年末年始の休暇に入る。

このオフの休暇で疲れた体を十分癒して
来年からは心機一転バリバリと頑張りたい!!


1年間の診療をマラソンに例えると
今週はいよいよ国立競技場のトラックに入ってきたようだった。

あの高橋尚子先週が奇跡の復活を果たした昨年の
東京国際女子マラソンは凄かった。
あの時に高橋選手のファンになった人も多いと思う。

今年の11月の東京国際女子マラソンでは土佐選手に敗れて
引退説も出ている高橋選手だが
彼女の頑張りはまだまだ終わらないと私は考えている。

42,195キロを走りぬくためには体調管理も大切だが
他の選手との駆け引きも大切である。

私達歯科医師も1年間レベルを落とさないで体調を崩さずに
一定の診療を続けるのには、同じく体調管理もモチベーションの維持も必要である。

スタートからダッシュして先頭集団に入るのか
2番集団で様子を伺いながら、状況を見て飛び出すのか?

院長だけがいきなりトップスピードで走り出しても決してスタッフは付いてこれない。

院長ほど高いモチベーションを持つことは不可能だからだ。

しかし今年当院のスタッフは私の高いモチベーションに付いてきてくれた。

長年のユニフォームを変えること!
診療する日にちを変えること!
イベントを開催すること!

など当院は今年幾つもの大きな変換を行ってきた。

それは全てスタッフのバックアップがあってこそのことだった。

よく最後まで頑張って走り続けることが出来たね!と
当院のスタッフ全員を誉めてあげたいと思う。

私自身、一生懸命走り続けて今日で何とかマラソンのゴ−ルのテープを
一人で切ったような錯覚を覚えてたが
実はそれは大きな誤りだった。

私の横には当院のスタッフが横並びで走っていて
ゴールのテープはスタッフと私と共に切ったのだった。

ことし頑張って一緒に走ってくれた当院のスタッフに感謝!

来年は今年より走るスピードを増しますので
当院のスタッフは年末年始はしっかりと走りこみをするように!!

投稿者 nakano : 22:05 | コメント (0)

2006年12月25日

大奥

今日で3日間のクリスマスイベント
第2弾も無事終了した。
頑張って準備をしてくれたスタッフには
感謝しかない。

クリスマスバージョンの歯科医院の内装は
後2日はこのままで余韻を楽しもう!

先日久しぶりのオフ日となった私は
映画から何かを学ぼうと思い立った。

先日わずか数分で私をとりこにした「デスノート」を見るべきか?
公開されたばかりの「大奥」を見るべきか?

大変迷った。

そう言えば、先日の女性コンサルタントのK先生がこんな事を言っていた。

「歯医者の職場は多くの場合、男性が院長一人で他のほとんどのスタッフは
女性で構成されている。言わば大奥みたいなもの!」

「大奥?」

この言葉を思い出した私は、これは天からの何かの啓示であろうと!
例によって例の如く、大きな思い込み(勘違い?)をして
映画「大奥」を見ることになった。

今年もあとわずかだが、私が映画館で見た映画は、先日のウッディアレンの「マッチポイント」と
この「大奥」だけとは、映画好きな私としてはいささか寂しい結果となった。

ドラマの「大奥」はDVDを購入して見たことがあるが
あのドロドロとした人間関係に心をときめかせたものだ。


私はこの大奥の映画から何を学ぶのであろうか?

設定はもちろん江戸時代!それも町民文化が花開いた時期!
今の平成と比べて江戸時代の優れている点は??

院長の私は我儘なのだが、私が好きなスタッフと一緒に仕事をしたいと
考えている。

変な意味でなく、スタッフを人間として愛したいと思っている。

そのスタッフへの平等な愛の与え方を、真剣にこの映画から学びたいと思っていた。
(今から考えるとお笑いである!)

仲間ゆきえさん主演の大奥!

つまらない!

盛り上がらない!!

ドロドロしない!!!

悪いけど映画としては駄作である。

私がこの映画から学んだこと!


それは本当に素晴らしい映画だけを見ることが大切!

人生はそう長くない!!

映画は本と違ってつまならくても途中で止めることは難しい!!

投稿者 nakano : 23:12 | コメント (0)

2006年12月23日

歯科医院の人間関係

家族が「デスノート」の漫画を13巻借りてくる。
漫画なんて!とバカにした私だが試しに少し
読み始めて、嵌る(はまる)!

無茶面白い!!
キラとLが。。。。

このままではまずいと10巻で一度就寝した私だが
我慢できなくて再び起き出して13巻全てを読破。
時計を見ると深夜の4時に近い。

まずい!睡眠不足だと、感じるも後の祭り。
しかしデスノートと呼ばれる手帳に名前を書くと
あることが起きる。

やはり手帳の使い方で人生は変わると
手帳に夢を書けば宇宙に良いことは必ず起きるのだ!
なんて変な解釈をしながら漫画を読み続けた。

この私の漫画読む「集中力」「エネルギー」が少しでも仕事に活かせたら?

朝、寝不足の目を開けると私は気分だけ「キラ」になっていた。

影響を受けやすい私。。。


今日は朝からプロスピーカーのK先生に当院い来院してもらって
当院の取り組みに対する見学とスタッフの個人コンサルを行ってもらった。

K先生は、東京の品川在住!美人コンサルタントと呼ぼうか?

歯科医院はほとんどが男性は院長一人、スタッフは5,6名女性と言う構成が多い。

そこで例によって例の如く、男性と女性の違いが大きくモチベーションを左右する。


今回の目的「このチャンスを通じて人間関係を円滑にする学びをしましょう!」

人間関係とは、スタッフとスタッフの関系、スタッフと院長の私の関係、スタッフと患者様の関係
それが広がって、プライベートな人間関係を全面的に良好にしたい。

そしてその結果、当院の大切なスタッフに、より豊かな人生を歩んでもらいたい。

人間は必ず他の人と関係して生きてゆかないといけないのだ。

そのためにコミュニケーションと取り方、心理学を学ぶ必要があるのだ。

初めての試みに心配だった私はコンサルが終わったスタッフに
こっそりと聞いてみた。

「どうだった!うまく話しができた?」
「うーーん!内緒!!」

結果として今回話ができたスタッフからは概ね良好な反応が得られた。

これをルーティーンワークにしようか?毎月来てもらおうか?
と真剣に悩む。

診療後、打ち合わせのためにK先生と合流した私は
食事をしながら少しだけワインを飲んだ。

寝不足の上にワインのアルコールが私を狂わせた。

K先生の話では「当院のスタッフはとても優秀!」
そのスタッフを生かすも殺すも院長の私次第!

凄い!!

テキパキと当院の長所、短所を指摘する発言が相次ぐ。

私はK先生のカウンセリングの実力を侮っていた!


そして私はK先生のお酒の強さも侮っていた。

この先生は強い!!お酒に!!!

投稿者 nakano : 17:20 | コメント (0)

2006年12月21日

クリスマスな歯医者

年末で朝から昼から大忙し!
昼飯を食べる時間すらない。
今日のお昼は「卵ご飯」
これなら作るの30秒、食べるの30秒!
食育を学ぶべきは、まずはこの私かもしれない。

今日からなかの歯科のクリスマスイベント第2弾が始まった。
第1弾は先日、ふれあいセンターで開催したミガキッズクラブ対象のイベント!

今日からのイベントはクリスマスらしい院内の飾りつけと
医院に来院された方へのプチクリスマスプレゼント!!

それだけでは寂しいので私が提案して診療室のスタッフが診療中に
サンタの赤い帽子を被ることになった。

歯科医師はサンタクロースの衣装で治療をすることも考えたが
「ふざけすぎ」とのクレームを怖がって実現できなかった。

スタッフは皆赤い帽子を被るのだが、院長の私は金の帽子、副院長の
清田先生は銀の帽子を被ることになった。

どちらが金でどちらが銀かというと、院長と副院長がお互いに譲り合うのでは無くて
「やっぱり銀より!金でしょう!!」と院長権限で私が金の帽子を奪い取った。

この帽子が結構キツイ!
他のスタッフは軽がると被っている帽子が、なぜか私にはキツイ!!
頭が締め付けられる。孫悟空の頭のあれみたいだ。

今日は特別に診療をする木曜日だったが意外に新患の患者様、それも
お子様の患者様が多かった。

「○○ちゃん!こんにちはーー!!」テンション高く挨拶した私の顔を振り返って
多くの子供が凍りついた。

「何!あんた誰?ここは歯医者じゃないの??」無言の訴えが私の心にまで響く。

しかしそこで怯むようでは普通の歯医者!非常識な歯医者は非常識に頑張るしかない。

診療後、歯科衛生士学校の会議に出席するために、私一人仕事をあがって
スーツに着替える。

頭の金の帽子を取ると、そこには帽子の形をした押しつぶされた私の毛髪があった。

「玉ねぎ??」

今から髪を洗って整髪をする時間は無い!!
果たして「玉ねぎ頭の私」はその後会議にどうしたのか??

その話は怖くて誰にも話せない。

投稿者 nakano : 22:19 | コメント (0)

目標設定!

スタッフから「変り種和風モンブラン」を
プレゼントされる。
これがまたうまい!

連日連夜の忘年会の暴飲暴食と
甘いカロリーの摂取で
半年前の私のあの体重はいずこへ?


昨日は2年間ほど継続した成功実践会の卒業式だった。

この成功実践会は、平成の坂本竜馬の異名を持つIさんの呼びかけで始まった。

初回こそ会場は違ったのだが、2回目から当院の2階のセミナールームで開催された。

集まったメンバーは7名!
途中退学したFさんも今日の卒業式に参加した。

卒業式の会場は、あの夢に日付を!の渡邊美樹さんの「座!和民」!!

私が一度は行きたいと無理を言ってお願いした。

この7名のメンバーと同じ時間と空間を共有できた私は本当に
幸せだったと思う。

ウエスタンなら「荒野の7人」黒澤映画なら「7人の侍」のよう。
(古過ぎるか?)

本当に各分野で活躍をしている、個性的な原液の様な濃い面々が集まったのだから
大きな影響をうけない訳けがない!

私は「成功」と言う言葉が余り好きではなく、自らを成功者と名乗る人を胡散臭く思う。

本当に人間がその人生において成功したかどうかは?
死ぬ間際に初めてわかるのだはないだろうかと思っている。

そう言いながらも本当は成功したいと心の奥底では成功を熱望しながらも
自分自身まだ成功しているなんて決して思ってはいない。


しかし、目標の達成が1つの成功なら、成功するのはとても簡単だ。

目標をきちんと立てて、行動して、達成すればいい。


卒業式の乾杯のビールを前にして
私達は今年の1年間を振り返り、来年の1年間の
目標を立てて、皆の前で発表した。

今日のスタッフミーティングでも私達「なかの歯科」で働く全員は
来年の年間目標を仕事に関して10項目、プライベート10項目を考えて
来年の各自の手帳に自分の言葉で書き記した。

私の来年の手帳の個人目標の1つには
「アメリカの歯科の優れた本を日本に持ち帰って翻訳して出版する」
と書かれていた。

私の5冊目の本は翻訳本か?

数ヶ月に一度、NHKのラジオ英会話の本を買うのは買うのだが
一度も聞いたことがないこの私が、英語の本を翻訳??


しかし未来は自分で決めることが出来る。

投稿者 nakano : 00:33 | コメント (0)

2006年12月18日

笑顔のポイント

月曜日の今日はスタッフの顔を
見るのが恥ずかしい!

「消防士の真似、良かったです!」
そう声を掛けられて朝から顔を赤らめる。

そうよね!実は私はとてもシャイなボーイなのだ!!
(誰がボーイやねん?と言う一人つっこみも空しいのだが)

でも忘年会も人生もチャレンジあるのみ。
行動しないと人生は決して変わらない。


先日の日経の記事を歯科材料店のFさんが届けてくれた。

高感度アップの3原則は「笑顔」と「声」と「積極性」
高感度アップの言葉に私は敏感に反応した。

そうだ!恥ずかしいのだが、私は本当に皆に好かれたいと思っている。
誰からも愛されたいのだ!

すなわち八方美人、風見鶏とも言っていい。
そうか!高感度アップか?記事を読み進める。


感じの良い笑顔を作る4つのポイント

@口角を上げるーこれは毎朝のウイスキーのトレーニングで鍛えている。
顔の筋肉、表情筋も鍛えれば鍛えるほど鋭角に口角は上がる

A歯を見せるーこれは大切なポイント!歯に自信がないと手を口に持っていって
歯を隠して笑わないといけない。それだから歯医者の仕事は大切なのだ

B目を合わせるーこれが意外に難しい、ずーっと見つめると只のへんなおやじ。
本の0,5秒だけ目を合わせるだけでよいらしい

C眉を細くしすぎないー眉を細くしすぎると顔の印象がぼんやりするらしいが
ゲジゲジ眉もどうか思う。


先日の東京でのマスターマインドセミナーで私は和田裕美さんの話を聞いた。

彼女は日本ブリタニカで世界2位の記録を打ち立てた。
本も沢山出版している。

和田さんの話で私が本当に驚いたことは、彼女がライブの人であったこと!

話がうまい!

90分間表情筋を上げっ放し!!笑顔を出しっ放し!!

さすがにプロである。

自分で「笑顔持久力」と呼んでいたが彼女の「笑顔持久力」は半端ではなかった。

あの巻髪もセミナ−最初の自信の無さげも、全て計算されたもの??

プロフェッショナルを心底感じてしまった。

それと比較してソウル、バルセロナの体操のメダリスト池谷さんの話は?


彼は今では単なる「やんちゃオヤジ」だった。

投稿者 nakano : 22:56 | コメント (0)

2006年12月17日

歯医者の忘年会

昨日深夜まで当院の忘年会が続いた。
同じ方向に帰るスタッフをタクシーで
送リ届けた後に、私が自宅に帰ったのは
果たしていったい何時だったのか?

ソファーにそのまま崩るように
そのまま眠り込む。この辺りの記憶は??
気が付くと窓の外は明るくなっていた。

いかんこのままベッドまでたどり着かないと
時間切れの朝帰りと誤解されてしまう。

当院の忘年会で私は毎年悪酔いする。
今年の忘年会でも私は歓喜して飲めないアルコールを
自分に浴びせ続けた。

今年の忘年会に参加したスタッフは35名!
常勤、非常勤、アルバイト、外注の技工士さん、材料店の方
忙しい12月の土曜日にこれだけ多くの人が集まってくれたことに
素直に感謝したい。
この方々の頑張りが当院の診療を支えているのだ。

普段はなかなか話せないことでも忘年会のお酒の席では話ができることもある。
全てのスタッフや参加者の方と話をしようと料理には目もくれずに
ビールの巨大なピッチャーを抱えてあちこちのテーブルを回る私も
参加者が多すぎて全てのスタッフとは話が出来ないジレンマを感じる。

しかし今回のスタッフとの話でも私を喜ばせる話がいくつもあった。


「衛生士学校の学生さんは、3人が3人とも当院に就職したいと思ってくれていた。」

「12月で産休に入る2年間勤務しているスタッフSは、10年間も勤務している気がしている
と言ってくれた。」

「非常勤ドクターのT先生は、当院で働く時は本当の自分よりモチベーションを高くして
元気一杯の歯科医師を演じてくれていた。」

「育児休暇中の衛生士Mも、忘年会に参加してくれて【私はなかの歯科が大好きです】と言ってくれた。」

「衛生士学校のAは【私がいまここで頑張っているのは、なかの歯科と出合ったからです】と涙を
流しながら、スタッフ全員の前で挨拶してくれた。」

本当は院長のこの私が皆の頑張りに対してねぎらわないといけないのに
スタッフに私はとてもねぎらってもらった。

照れくさくなった私はビールを飲むピッチが上がりっぱなしだった。


私とH歯科のT先生が昨年の衛生士学校の謝恩会で「しゅうじとあきら」の
歌を踊って歌った話になった。

初めて聞いたのだが卒業アルバムに私とT先生が踊っている写真が
掲載されているらしい!

しまった!写真を撮られている事に気が付かなかった!!(心の声)

「私達の謝恩会でも何かしてくれますよね!私達期待しています!」

期待を裏切るわけにはいかない。必ず期待以上の結果を出さなければ!

そんな私に天から1つのキーワードが降り注いできた。


「DJ OZMA」

こうなれば、裸になって会場を走り回るしかないか?

でも歯科医師会会長も岡山大学歯学部学部長も参加する中
会場はあの全日空ホテル!やはりパンツ一丁はまずいか?
とここでも私はジレンマに陥るのであった。

投稿者 nakano : 14:31 | コメント (0)

2006年12月15日

歯医者のダイヤモンド

昨日はスタッフ総出で大掃除!

疲れたスタッフに院長の私から
「ウルウル」のケーキをプレゼント!

疲れきった体にスイーツが溶け込んでゆく。

日本酒も焼酎も全く駄目な私は甘いものにはなぜか目がない!!

ケーキと一緒にこっそりと買ってきたロールケーキとプリンを
冷蔵庫の奥底にしまい込む。

これはしばらくの私の朝ごはん!!

誰にも食べさせない。


大掃除の昨日、歯を削るバーを当院では全て新しくした。
そのために凄い勢いで今日の当院の切削器具は良く切れる。

このバーは虫歯を削る歳に器具の先端につけるものだが
金属の先にダイヤモンドの粒をくっつけているものが多い。

ダイヤモンドの指輪には縁遠い私も以外にダイヤモンドとは深いつながりがあるのだ。

歯を削る細かいバーの先にダイヤモンドの粒子をつける訳なので
何カラットのダイヤが付くわけではないのだが
私は時々、患者様に聞こえるようにスタッフにこう言った指示を出す。

「○○様に新しいダイヤモンドポイントを用意して!!」

少しでも嫌な歯の治療でも「エッ!私にダイヤモンド!!」って少しでも
驚いてもらって話のネタにしたいからだ。

切れ味の鋭いダイヤモンドポイントを使いながら妄想は進む。

「○○様、今日のダイヤモンドポイントは南アフリカ産のダイヤを
贅沢に使用しております。」

「そう!私の治療には南アフリカ産以外は決して使わないでね!」

「かしこまりました!!」

馬鹿なことを一人考えながら
「月刊デンタルダイヤモンド」の原稿が締め切り真近なことを思い出した。

私は来年の1月号から歯科医師の雑誌「月刊デンタルダイヤモンド」に1年間
連載で記事を書く。

見開き2ページの記事を1年間無名の私に任せた編集室の非常識に乾杯!!

どうやら私とダイヤモンドはかなり密接な関係にあるらしい!!

投稿者 nakano : 22:43 | コメント (0)

2006年12月13日

感染の窓

スタッフグログより!

毎月第火曜日は産婦人科山下クリックの母親教室で、妊娠中の方に歯科の話をさせて頂いています。

山下クリニックの協力のもと開業以来15年、毎月20名くらいの方が聴講されます。
【毎月(12ヶ月)×20名×15年すごい数の方が聞かれていますね】

中には15年前に妊娠中に話を聞かれたのをきっかけに、当院に来院された方が
いらっしゃいますが、そのときにお腹にいたお子様はもう中学生!!

   ・・・・・それだけ、私も年をとってるってこと?!・・・・・     

出来るだけ、わかりやすい基本的なこととタイムリーな話を交えてしているつもりです。
これからは、産婦人科だけではなく他科の医院や異業種の方とも連携して
いい物を提供できるようなことも考えて行こうと思います。

そう、私達は毎月産婦人科に伺って15年間妊婦の母親教室を開催している。

これは妊娠中から虫歯予防の話をしないと
子供の虫歯予防は絶対不可能という私の強い信念から始まった。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯を起こす細菌は
ほとんどいない。

ではどこから虫歯菌がやってくるかと言うと、多くの場合育児をされる
お母さんのお口の中から移ることが多い。

移り易い時期もわかっている。

虫歯菌の「感染の窓」が開くのは1歳半から3歳の間!

この時期にしっかりと虫歯菌の感染を予防すれば後からの
虫歯予防が楽になる。

「そう!虫歯菌の感染の窓が開くのは、、、!!!」

大きな声で力説する私を見る妊婦の方の視線が
今日はやけに眩しく感じる。


「院長!院長!!窓が、あの社会の窓が開いています!!」
スタッフのささやきでふと自分のズボンに目をやった。

あっ!開いている!!

社会の窓が!!私のズボンのチャックが全開。

感染の窓も大切だが、院長の社会の窓も大切!!
でもいつからこの社会の窓は全開だったのだろうか?

そのことを考えると夜も眠れない!!

投稿者 nakano : 22:25 | コメント (0)

2006年12月11日

マスターマインドセミナー

金曜から東京に飛び、いくつかのセミナーに参加!
昨日の日曜日、最終の岡山便の飛行機に乗るために
羽田に急いだ。

羽田空港で数名の友人の歯科医師と出会う!
友人AはSJCD,Bはインプラントセミナー、Cは矯正セミナー。
やはり皆頑張っている!

私も負けないように頑張ろう!!


土曜日は朝の8時半から夜の10時過ぎまであるセミナーに参加した。
そのセミナーは「マスターマインドセミナー」
14時間の長丁場でかなり高額な費用のかかるセミナー。
内容はいわゆる自己啓発系!

「自ら成長しよう!そしてその成長を世界レベルに持って行こう」というセミナーだ。

参加者の顔ぶれは多彩!
ネットワーク系のビジネスに力を入れている人。
中小零細の自営業者。
外資系の生保関係者。
ネットで情報企業されている人。
本を出版している人。

講師も多彩!例えば体操の池谷さん。
彼はソウルとバルセロナのオリンピックで2大会連続で
複数のメダルを獲得した。

オリンピックでメダルを獲得する世界レベルの選手は
一体どのような目標を持ってマインドをコントロールして
毎日を過ごしていたのか?

その様なことをセミナーから学ぶ。

右脳教育の第一人者、七田眞先生からは右脳を開く3つのポイントを学んだ。

@瞑想する。。。これは例え10秒だけ目を閉じるだけでも構わない
A複式呼吸する。。。丹田に力を入れてゆっくりと呼吸する
Bイメージする。。。頭のスクリーンにありありと情景を映し出す。

そこで私ははっと気が付いた。

何かと同じだ。どこかで聞いたぞ?

当院の朝礼の出だしと全く同じだった。

当院の朝礼はスタッフ全員が瞑想から入り、丹田に気を集めて呼吸を
ゆっくりと行い、その日の自分をイメージする。

七田先生のお話を聞くのも、本を読むのも初めてだったが
何か私達の方向性が間違っていないようで、少し安心した。

しかし機械にも意識があってモーツアルトの音楽を工場で流すだけで
機械の故障が激減したことは事実であろうか?

それなら歯医者でモ−ツアルトを流せば、治療ミスが減るだけでなくて
機械の故障も防げるはずだ。

エビデンスは?実際行動してから自分で判断しよう。

私が異業種の方が集まるセミナーに参加する目的の1つが人脈作り。
自己投資をする意識の高い友人の輪を広げたい。

数年前はこのようなセミナーに参加して名刺を出すと
よく言われたものだ。

「へーっ!歯医者さん?凄いね歯医者さんでこんなセミナーに参加するなんて!!」

しかし今回の反応は全く異なっていた。

「あー!歯医者さん、あなたで5人目だ、歯医者さん!!経営が大変らしいね。」

いったいこの会場に何人の歯医者が来ているのか?

それは誰にもわからない!!

投稿者 nakano : 22:21 | コメント (0)

2006年12月08日

クリスマスイベント

11月から木曜、日曜を含めて全く休みが無い!
仕事が終わると、そのままソファーで寝入ることが多い。
深夜の2時や3時に起き出して
「あっ!また眠ってしまった」と後悔する毎日。

いよいよ1年間で一番忙しい12月も本番!!

昨日の木曜日はミガキッズクラブのクリスマスイベントの日。

この日のために当院の全てのスタッフはここ1ヶ月間頑張った。
昼休みも、診療後も、そして自宅に帰ってからも、準備と練習を
延々と繰り返してきた。

そして昨日がいよいよ本番の日。
天気予報通り、朝から雨が降り始める。

少し不安!私だけラジオの生放送を終えて会場の
北ふれあいセンターに急ぐ。

駐車場が割りと早く満車となり、駐車場係りのスタッフは冷たい雨の中
車の誘導に右往左往する。

会場では最終の音響と照明の打ち合わせ!!

スタッフの頑張りと高いモチベーションに答えるためには
院長の私自信がより高いモチベーションでこのイベントに臨まなければいけない。

トイレの中でサンタクロースの衣装と扮装に着替えた私は
鏡の中の自分に「私が皆を引っ張らねば!」と言い聞かせる。

「院長サンタは、最初は隠れていて、挨拶の時に突然出てきて
子供達を驚かせましょう!」

スタッフの提案でテーブルの影に隠れていた私は
子供さんと家族の方の次々の到着に我慢が出来なくなり
すぐにテーブルから飛び出して「お出迎えをする!」と
スタッフに一言言って、受付の外に飛び出した。

廊下でサンタクロースの姿の私を見て、子供達は皆喜ぶはずだった。

「ワーイ!サンタさんだー!!」

しかし、ほとんどの子供が私の顔を見て凍りついた。

泣きそうな子供までいて、お母さんの体をギュッと抱きしめた。

これじゃー!ただの変質者のおじさんじゃないか?

それでもスタッフの頑張りでクリスマスイベントは無事始まるのであった!!

投稿者 nakano : 23:08 | コメント (0)

2006年12月02日

やっぱり怖い?インプラント治療!

遂にヤフーの検索で「入れ歯」のキーワ−ドで第1位!
「歯科衛生士」のキーワードでも第1位!!

皆さんのアクセスに感謝感激!!
超精密入れ歯に関する質問も、歯科衛生士さんからの
問い合わせも急増で、こちらの返答が間に合わない。

当院には今大きなビッグウエーブがやってきている。
この波は10年に1度の大波!
絶対この波を乗りこなしてみせる!!!

最近インプラント治療に関する問い合わせも
実際の治療を希望される方も非常に増えてきている。

毎日のようにインプラントのオペが入り、インプラントの機材も
何回も滅菌作業をするもそれでも追いつかない!!

スタッフからの言葉もあり、当院では来年に完全な個室のインプラントルームを
新たに設置することが正式決定!!

3年以内を目処にインプラントの外科室を作る構想のあった私だが
うれしい誤算に身も心も踊る。

後はお金の算段だけ!中国銀行さん、ご融資よろしくお願いします。

水曜日にオペをされた方が今日、消毒で来院された。
その方は自他共に認める怖がりの方で、よくインプラント治療を決心されたと思う。

その方が今日私にうれしい言葉を掛けてくれた。

「インプラント治療は正直凄く怖かったですけど、術後の痛みはほとんどありませんでした。
私の友達もインプラントを考えている方が多いのですが、皆、痛みや腫れが怖くて
できないと言っています。でも先生なら私は胸を張って紹介できます。
これから私の紹介で何人もインプラント治療を希望してここに
来ることになりますが、先生、よろしくお願いします!!」

本当に涙が出るほどありがたいお言葉!!
痛みがほとんど無かったとは!誇張に過ぎないと私は思う。

正直には「想像したより痛みが少なかった!」がいい線だと思う。

でもそう言って大切なお友達を何人も紹介してくださる気持ちが私には
本当にうれしかった。

歯を失うことは大変残念で、精神的にも肉体的にもマイナスになることが
多いのだが、インプラント治療は、今までのブリッジや入れ歯治療を
はるかに上回るメリットが存在する。

これからも今まで以上に成功率も術後の痛みや腫れもなるべく少ない
インプラント治療を心掛けたい!

明日は白鳳でのカルシテックインプラントのセミナーだ。

フラップレスで術後の痛みが極力少ない、それでいて骨の再生は
抜群と評判のインプラント治療をこの目で確かめてみたい。

当院でインプラント治療を受けられる全ての皆様に
より高い満足とより少ない痛みと腫れのために
私はこれからも全力で走り続ける!!


投稿者 nakano : 21:36 | コメント (2)