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2007年05月09日

ジルコニア LAVA

右足の人差し指の爪は
死んだみたい!
いつ剥がれ落ちるのか?
それだけが心配!!

当院の審美歯科部門も新たなステージへと
向かうことになった。

それはジルコニアの導入だ。
数年前から原宿デンタルの山崎先生から
「これからはジルコニアの時代だ!」と聞いてはいたのだが
認可が遅れていて当院では様子見をしていた。

3Mのサイトより

「3M ESPE(スリーエムエスペ)社のLavaTMオールセラミックシステムは、
前・臼歯用オールセラミッククラウンブリッジのフレームワークを製造する
CAD/CAMシステムです。

フレームワークは、焼結前(グリーンステージ)の
ジルコニアブロックをCAD/CAMを使用し製造します。

卓越した精度と高い強度は、3M ESPE LavaTM専用の
ファーネスで焼結する際の収縮率をブロックごとにインプットし、
コンピュータで補正しながらミリングすることで実現しています。」

CAD/CAMは今使用中のプロセラと同じシステムだが
LAVAの大きな特徴はブリッジや複数本の連結冠が可能だということ。

今まで単独の歯であれば
ノンメタルといって金属を使わないオールセラミックスがほとんど主流となっていた
当院でも、歯を失ったときのブリッジの場合は
従来のメタル使用のメタルボンドを使用するケースが多かった。

ハイブリッドセラミックスのエステニアC&Bが発売されたとき
当院ではメーカーの指示通りにノンメタルで奥歯のブリッジを何回か作ったのだが
その中の何例かは無様に破折してやり直しの憂き目となっていた。

やっと当院も全ての症例でノンメタルのオールセラミックスが可能となるのか?

しかしこのジルコニアLAVAも欠点が無いわけではない。

まずは技工する日数が普通より長期間かかること。
専用のジルコニアのフレームを作るのだから仕方がない。


今まで以上に精密な形成も正確な印象も私達診療サイドには
要求される。技工サイドはジルコニアに適した陶材の扱いが求められる。


そして、そして、このジルコニア LAVAの最大の欠点は
技工の料金が、料金が、かなり、お高いこと!

当院のオールセラミックスは5年間保証で105000円のフィ-を
頂いているのだが、この価格では下手をすると足がでる。

これからはオールセラミックスの価格も明朗会計ではなくて
「時価!」とするべきなのか?

大変悩む!!

投稿者 nakano : 2007年05月09日 07:54

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