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2008年01月15日

坐禅断食その1

土曜日に交通事故を起こした私は
相手の方に「私の体はなんともありませんから」と
暖かい言葉を投げかけてもらって
ありがたく感じながら、会場へ向かった。

会場の大広間に45分遅れでこっそりと入った私は
いきなりの自己紹介の後、自分の目を疑った。
既に終了しているのでここで公開していいと思われるが
あの中野裕弓さんが横ににこやかな笑顔で座っていた。

そう、私が尊敬する、姉貴としたう、あの中野裕弓さんだ。

私は彼女の著書は数冊読んでいたのだが、初めての出会いは
広島の日野さんのハーストーリーが主催する歯科医師のための
マネージメントセミナーだった。

元世界銀行に勤務していた中野裕弓さんは、最初から全ての参加者に
自ら挨拶をしていてまずは私は驚いた。
「凄い経歴の持ち主なのにずいぶん腰の低い人だ!」
セミナーの内容は理路整然としていてすばらしかったのだが
私は一番驚いたのが会場で販売されていた中野裕弓さんのその時の最新の著書
「スピリチュアルライフ」を読んだときだ。

世の中には凄い人がいるものだ。

それから私は苗字が同じと言うだけで勝手に「姉貴」と心の中で呼ばせてもらっている。
(本人を前では中野先生、本当は気軽にロミさんと呼びたいが勇気がない!)

4月には当院と数件の歯科医院が合同で岡山で中野裕弓さんのセミナーを開催する。
その、その、中野裕弓さんが同じ会場で、今から2泊3日を過ごすとは?


ついている!!

遅刻した私の席は最前列の野口先生の奥様の真横!特等席だ。
コンサートであればSS席か?

中野裕弓さん以外にも、本の著者の先生が数名参加されていた。
それも私が今興味がある比較宗教の大学教授の先生も
速読、能力開発の大家の先生まで参加されていた。

凄いメンバーだ!さすがにアイナリーホールの人脈は凄い!!
とココロから感心する。


私は既にその時点で24時間以上何も胃に入れていなかった。
全ての参加者がそうだった

前回の2泊3日の坐禅断食の時は、多くの方が体調を悪くされ
起き上がれなかったり、嘔吐をされたるしるなか、私は最後まで
ケロッとしていて、ほとんど空腹にも悩まないで気持ち悪さもなかった。

それなので今回は坐禅と坐禅の間と夜の就寝までの自由時間に
これだけの仮題をこなそうと多くの書籍とデジタルウォークマンには
ビジネスCDを多く入れて持参していた。

書籍は何と3冊の英語の本と辞書も入っていた。
空き時間に辞書を片手に読み進めたいと思っていた。

数回の坐禅を通じて、私は自分の中の弱さを追い出そうとしていた。
しかし野口先生や中野さんの話を聞いていくうちに私の中で何かが変化していった。

「自分の弱さを認めよう!認めて自分をもっと好きになろう!」

なぜかそんな思いを強くしていた。
土曜日は坐禅と坐禅の間に本を読む時間はほとんど取れなかった。

夜の就寝までの時間が90分は取れる。
その間に自分の部屋で本を読もうと思っていた。

温泉にゆっくりとつかり、温泉から上がった後、少しふらつきを感じた。

このままじゃ精神が統一できないから本なんか読めやしない!

部屋に戻っても、ふらつきは止まらないでいたので、
気分転換に普段はほとんど見ないテレビのチャンネルをつけた。

「ギャル曽根」が大食いをしていた3チャンネルを変えた
2チャンネルはアダルトチャンネルだった。

300円入れるとモザイクが外れてよく見えますと書かれているアダルトチャンネルは
お宿の好意なのか?サービスの一環なのか?ほとんどお金を入れないでも見えた。

1月の土曜日の夜、スーツケース一杯の本を前に私はいったい何をしているのだろうか?
その夜はいつものようにほとんど眠れないで朝を迎えた。

投稿者 nakano : 2008年01月15日 21:46

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